ティム・ブレイク 初期2枚国内盤リリース

70年代EGGよりリリースした初期2作品が、ESOTERIC RECORDINGSのマスター経由でワサビ・レコードより発売されました。ESOTERICはジュエルケースでしたが国内盤は紙ジャケでEGGのLP盤を模しています。NEW JERUSALEMはスリーブの口が向かって右ではなく上となっているのも再現。帯付き、解説付き。高品質フォーマットBLUE-SPEC CD。
内容はESOTERICの2枚と同じ(CHERRY RED RECORDSのライセンスと記載あり)。レビューはこちら
上の写真に映っている小さなジャケは、ワサビ・レコードが今回の発売に伴い2枚同時購入特典で用意した8cmシングルCD。アナログ時代の日本仕様シングルをイメージしたデザイン。当時日本ではシングル盤のリリースはされませんでしたが、もし発売されていたらこんな感じになったのでは、というもの。シングルの中身は、クリスタル・マシーン収録の6曲目「永遠の合成」。シングルバージョンではなくアルバムバージョンを収録しているので、シングルCDとはいえ15分です。

<2017年9月12日追記>
ところで、ブレイク先生ですが、ホークス参加はしばらくしていませんが、今後帯同することは難しいようです。ブレイク先生はフランスに住んでいますが、イギリスがEU離脱することになったので、お金の面で面倒になるとのこと。ですので、今後よほどのことがない限りホークスのパーマネントメンバーにはならないようですね。

ティム・ブレイク caldea music II


ESOTERIC RECORDINGSによる、ティム・ブレイクのソロ作品群のリマスター再発はこれで最後となります。今作は2002年にリリースされたアルバムで、フランスとスペインの国境にまたがる高原の小国アンドラにあるスパ施設カルデアに委託されたアンビエントなヒーリングミュージック。

Neuronium / caldea music
Neuronium / caldea music(2000)
タイトルに2とついているのは、1にあたる作品が2000年にリリースされているため。スペインのエレクトロニクスミュージックの大御所ニューロニウム NeuroniumのCALDEA MUSICがそれ。もともとタンジェリンなどに通じる瞑想的でスペーシーな作風のバンドですので、ブレイク共々、コンセプトに合致しています。アンドラを挟む2つの国、スペイン、フランスのシンセサイザーミュージックの適任者にカルデアのテーマミュージックを依頼したということですね。2作品とも、当時はスペインのSynergy Recordsからリリースされました。しかしすぐに廃盤となり入手困難でした。
caldea music II オリジナル盤
Synergy Records SRCD 55303(2002)

依頼されるまでは、カルデアのことを知らなかったそうですが、実際に現地に赴きスパを体験することで、施設のもたらす効果に大変感銘したとのこと。その上で作品が制作されたそうです。このようなコンセプトのため、ブレイクの他作品に比べアンビエントな要素が強く、瞑想的な淡々とした曲調が多いですが、S.ヒレッジバンドのギタリスト、クリスチャン・ブーレがグリッサンドギターで、他バグパイプ&フルート奏者の参加により音色は従来通り多彩。耳あたり良い心地よいサウンドで満たされています。当然デジタル機材も使用しているのですが、クレジットにはあえてEMSシンセと記載するのは、こだわりですね。
オープニングはアルバムのテーマ曲という感じのナンバー Caldea。朗々としたテーマをシンフォニックに盛り上げます。
2曲目Floating、軽やかなシークエンスと乱舞する電子音が流れる中、ロングトーンのグリッサンドギター、シンセソロがゆったり演奏されるヒーリング然としたもの。
ハイライトは6曲目Jacuzzi Surfing、シュルツェさながらの反復シンセが突き進む中、ブレイク特有のファズギタートーンのシンセソロが続きます。終曲は幽玄なフルートの調べにより、オープニング曲のテーマが繰り返されます。ドラムスが入りミドルテンポで雄大なテーマが伸びやかなシンセソロで唄われます。

  • 8月には初期2枚が国内盤発売 →発売日9月6日に変更
  • なお今回のブレイク作品リマスター群の初期の2作品「クリスタル・マシーン」「ニュー・イェルサレム」がワサビレコードより8/23国内盤リリースされます。紙ジャケ、BlueSpecCD、2枚同時購入で特製8cmCD「永遠の合成」が特典。<8/27update 発売は9/6に延期されました) 詳細はこちらhttp://www.airmailrecordings.com/wasabi/wsbac058_9.html

    「永遠の合成」Synthese Intemporelleは「クリスタル・マシーン」のB面に収録されているトラックですが、アルバムが78年にスペインでリリースされた際、スペインでシングルカットされ、EPの両面に分けられました。このシングルバージョンは今回のリマスター「クリスタル・マシーン」にボーナストラックとして収録されていますので、よほどのコレクターでない限りこの特典は重要ではないですね。
    Tim Blake Wasabi Records Flyer

    ティム・ブレイク THE TIDE OF THE CENTURY 再発

    ESOTERIC RECORDINGSからのティム・ブレイクのソロアルバム再発も佳境、4thアルバムTHE TIDE OF THE CENTURYがリリースされています。前作MAGICKのリリースから経ること9年の2000年にリリースされた作品。当時はVOICEPRINTからディストリビューションされました。今回の再発はリマスタリングのみでボートラなどの追加は無し。ブックレットのライナーノートは今シリーズのライナー担当になっているイアン・エイブラハム、ブレイクへのインタビューを軸に各作品を紹介。今回のライナーではブレイクが、自分のアルバムは、偶発的に生まれたもの、塾考して作ったもの、とに分けられると語っています。前者はCRYSTAL MACHINE、MAGICK、後者はNEW JERUSALEMとこの作品ということになります。

    Tim Blake / THE TIDE OF THE CENTURY
    ESOTERIC RECODINGS ECLEC 2591

    タイトルの由来は、ブレイクの住むブルターニュ地方の海岸は、モンサンミッシェルに代表される欧州でも潮の満ち引きが大きな地域であり、このアルバムを制作中の90年代には特に大きな潮がTIDE OF CENTURYと呼ばれたことからとったそうです。リリース翌年は21世紀を迎えるという時期的な意味もあったようです。
    オープニングはエスニカルで軽快な4拍子のリズムに乗せて歌われるボコーダーが印象的、中間部のシンセソロはブレイクが好んで使うエレキ風な音色。2曲目のタイトルナンバーはNEW JERUSALEMを思い起こすような叙情的な曲。続くSt. Dolayは悲しくも美しい佳曲、泣きのシンセソロが良いですね。
    一部の曲ではバックボーカルで親子の女性ボーカルが使用されており、コーラスがリッチになっています。最後の曲はレゲエ、ボーカルは他のゲストと同様、ブレイクの住むブルターニュの知り合いで色々な人種の参加によって自身も刺激受けて制作したとのこと。
    全体にポップテイストが強く分かりやすい叙情性が加味された作品ですが、ブレイクらしいシンセの音色やアレンジが秀逸。
    ライナーには、科学者がブレイクの音楽を好んでいるという話があり、マンチェスター大の天文学者ティム・オブライエン氏はブレイクの音楽を聴きながら論文を書くそうです。またブレイクは欧州最大の原子核研究所CERNに招かれた際、その科学者たちも同様にブレイクを聴きながら論文を書いていると言われたそうです。

    Tim Blake 3rd MAGICK リマスターレビュー

    英ESOTERIC RECORDINGSレーベルによる、ティム・ブレイクのソロアルバム群再発の第3弾として、91年の3rdアルバムMAGICKがリリースされています。このアルバムは91年に英VOICEPRINTからリリース、92年に仏Mantraから再発され、その際に素っ気なかったカバーが新調されました。その後、2000年に同じく英VPより再発されています。
    内容はブレイクが長年住まいとしている仏ブルターニュの自宅スタジオでライブ収録されたもの。自宅でライブ用にトレーニングしている演奏をレコーディングしたとのこと。レコーディングしたそのままで、ポストプロダクションは加えていないそうです。
    1曲目はA Magic Circle(魔法円)というタイトル通り、ミステリアスでいい雰囲気です。満月の夜に録音されたアルバムとのことで、アルバムタイトルを「魔術」として、シンセの魔術師ブレイクらしいニュアンスとなっています。

    Tim Blake / MAGICK
    ESOTERIC RECORDINGS ECLEC 2585

    今回のリリースに伴い、ボーナストラックなども加えられていません。ブレイクさん的には習作という意味合いがあるようですが、前後作と比較しても遜色のない出来と思います。一発録りという点で音数が少なめではありますが、リズムやベース、バックのパッドなどのシークエンスプログラムは楽曲として作り込まれているので、CRYSTAL MACHINEよりはNEW JERUSALEMの方向性に近い作風です。全8曲中4曲がボーカル、4曲がインストです。ボーカル曲のバラードWaiting For Natiはホークス在籍時にホークスのステージで演奏していた曲です。
    ブックレットのライナーノーツは従来通りイアン・エイブラハム氏。
    裏カバー 左は92年のMANTRA、右は今回リリースのもの トレードマークのUFOアイコンが使用されているMANTRA盤は使用機材なども記載されていましたがESOTERIC盤には記載がありません

    なおこの後は4th THE TIDE OF THE CENTURTY、さらに02年にアンドラの温泉施設カルデアに委託されたヒーリング音楽を収めたアルバムCALDEA MUSIC IIまでも再発され、ソロワークスが全網羅される予定。

    ティム・ブレイク 初期ソロ2作リマスター・レビュー

    ESOTERIC RECORDINGSレーベルの公式サイトでは3/31リリース予定とされていましたが、3月初旬から国内に入荷してます。いずれも当時新興レーベルの仏EGGからリリース、日本でもキングレコードから発売されたので、比較的知られている作品。
    CDは仏のMANTRAから発売され、その後英VOICEPRINTが権利を獲得しCD再発、日本ではヴォイスプリント・ジャパンから発売されました。今回、ホークス再発を推進しているESOTERICのマイク・パウエル氏によりリマスター、ボーナストラック追加にてリリースされました。解説はホークスのバイオ本を手がけるイアン・エイブラハム。クリア・ウォータープロダクションでサウンドエンジニアをしていた時に、ニックとディクミクにその才能を見出されたなど、当時のエピソードが紹介されています。

    今回リリースされた2枚は、日本では79年、折からのシンセサイザーブームに乗ってキングレコードがEGGレーベルの権利を獲得し、そのカタログを続々とリリース。プロモーションの目玉としてブレイク本人が招聘され業界関係者向けのエキシビションギグも行われました。

    この頃はレーザー光線技師のパトリス・ワレンナーと組み、クリスタル・マシーンと名付けたプロジェクトでライブ活動を行い、時代の先端を走っていたという印象がありました。1stアルバムは、76〜77年のクリスタル・マシーンのスタジオテイク、ライブテイクを集めたもの。シンセベースのシークエンスの上でシンセソロのアドリブが展開されるという、T.ドリームやK.シュルツェらジャーマン系シンセミュージックと同傾向の作品。ブレイクの曲調はそれらよりも繊細で軽やか、メロディアスな感触。リズムはリズムマシーンやシンセのトリガーを使っており、ドラムレス。3曲目Last Ride Of The Boogie Childで本人のリードボーカルが聴けますが、それ以外はインスト。なおアナログ盤の仏EGG原盤はB面最終曲の最後、シンセの持続音エンドレスになっています。ボーナストラックは、76年仏ISADORAレーベルからSARATOGA SPACE MESSENGERS名義でリリースしたシングルSurf、ボーカル入りでポップ調、晩年のR.カルバートの曲調に近いもの。それにEGGからの78年にリリースしたシングル SYNTHESE INTEMPOREL の両面曲。アルバム本編と同傾向の曲。

    続く2作目 BLAKE’S NEW JERUSALEMは、アルバム冒頭ブレイクのアコギ弾き語りから開始され一瞬驚きますが、全体にボーカルの使用が増え、楽曲もメロディーの美しさを打ち出したアルバム。前作に比較して、歌ものが目立つメロディアスな作品。盲目のキーボードプレイヤー、ジャン・フィリップ・リキエルがミニモーグで参加しています。ジャージーなセンスを持ったプレイヤーで、その手のミニモーグソロは彼によるもの。
    2曲目のLighthouseはホークスのLIVE79でも演奏されているので、お馴染みですね。翌79年にホークスに参加する際の契約の決め事の一つとして、この曲をステージで披露するという条件だったそうです。LIVE79ではブレイクの独演でしたが、その後アレンジが加えられCOMPLEAT’79では後半リズムセクションが入ってくるようになり、G.ベイカー加入後は頭からドラム叩くアレンジになりました(公式アルバムには収録がなくブートで確認。ベイカーとブレイクが一緒の期間は短く、その時期のステージテイクは公式リリースされておらず、ブート聞くとかなり良いので残念)。
    アナログ盤ではB面全体で1曲のタイトルナンバーがハイライト。ボーナストラックは、78年同EGGよりリリースされたシングルGenerator LaserbeamのB面曲The Woodland Voice。同時期の79年にリキエルと一緒に制作したWATERFALLS IN SPACEというカセットテープアルバムから2曲収録。From Outer SpaceはLighthouseをモチーフに19分にも及ぶ曲、Jupiter To JerusalemはNew Jeruslaemのオルタネイト版という感じ。この時期のブレイクの別の側面が伺い知れる興味深いテイクです。余談ですがリキエルは昨年(’16)他界した、あのデザイナー、ソニア・リキエルの息子です。

    ジュエルケースにピクチャーレーベル

    引き続きESOTERICからは、3rdアルバムMAGICK(’91)、4thアルバムTHE TIDE OF THE CENTURY(’01)がリマスターリリースされます。NEW JERUSALEMでのボーカル曲路線の方向の作品で、クリアなシンセの響き、メロディアスで叙情的な作品群です。私的にはNEW JERUSALEM、TIDE OF CENTURYが特に好きな作品です。

    ティム・ブレイクの作品群再発

    昨年、ホークスのアルバムを再発している CHERRY RED RECORDS の ESOTERIC RECORDINGS レーベルより、ホークスのキーボード奏者、ティム・ブレイクのソロアルバムのリリースが告知されました。
    ロンドン生まれのブレイクは69年にホークスがグループXというバンド名でデビューしたステージのサウンドクルーで、のちに GONG に加入、絶頂期のレディオ・グノーム・インヴィジブル3部作でスペイシーなシンセをプレイ。GONG 脱退後は、ソロアーティストとして、フランスのEGGレーベルより2枚のアルバムをリリース。いずれも、ヨーロピアンな感性、叙情性とスペイシーなシンセワークが特徴の佳作。シンセサイザー音楽がブームだった日本でも発売、EGGレーベルのプロモーションの一貫で、78年に日本で関係者向けのギグも実施しています。
    翌79年に新生ホークスに参加、当時のバンドの躍進に一役買うも、プライベートのゴタゴタで80年に脱退、その後ソロ活動を続けていましたが、2007年にホークスに復帰、それから2015年まで所属しホークスの日本ツアーにも参加。昨年からソロ活動に力を入れたいとホークスにはフル参加していません。前作 THE MACHINE STOPS には不参加ながら、ステージによっては参加しており、正式な脱退ではないようです。
    デイヴ・ブロックとの信頼関係は強く、79年のホークス参加時のプレイがファンには好評で、再復帰時には大変歓迎されたりとホークスメンバーでは重鎮の一人。

    そのブレイクの作品の再発情報 ESOTERIC RECORDINGS の公式サイトに詳しく掲載されました。
    まずは EGG レーベル時代の2枚、CRYSTAL MACHINE (77)と NEW JERUSALEM (78)です。その後、MAGIC (91)と TIDE OF CENTURY (01)の再発も予定しているとのこと。
    EGGからの1stアルバム CRYSTAL MACHINE は当時のブレイクとレーザー光線技師パトリス・ワレンナーとのユニット名でもあり、アルバムジャケットに象徴される当時のステージを収録したものです。ほぼインストルメンタル中心。
    2ndアルバムの NEW JERUSALEM はスタジオ録音、自らリードボーカルをとった最初の作品で、アコギもプレイ。スペイシーな作風にメロディアスで叙情性も加味された作品。Lighthouse や アルバムタイトルナンバーはホークスのステージでも演奏されました。

    今回のリマスターでは、それぞれ3曲ずつ貴重なテイクがボーナス追加されています。70年代のシングル曲、デモテイクなどが初CD化。
    CRYSTAL MACHINE:
    76年 SARATOGA SPACE MESSENGERS 名義で発表されたシングル曲 Surf
    78年スペインでリリースされたシングルA/B面 Synthese Intemporel I と Synthese Intemporel II

    NEW JERUSALEM:
    78年シングル Genelator Laser Beam のB面曲 The Woodland Voice
    79年ブレイクとジャン・フィリップ・リキエル(NEW JERUSALEM にも参加した鍵盤奏者)の連名によるカセット WATERFALLS FROM SPACE 用デモテイク From Outta Space と Jupiter To Jerusalem

    発売は3月31日の予定です。

    T.ブレイク復帰ギグ、D.ブロックのインタビューなど

    新作 THE MACHINE STOPS は TEAMROCK のThe Progressive Music Awards 2016 のアルバム・オブ・ザ・イヤーにノミネートされたものの、受賞はできませんでした。レセプション会場にブロック船長は出席していました。

    日本では ATOMHENGE の再発群、UA期の諸作品は続々とリリースされてきましたが、なぜか近年で最も話題になった新作の国内盤はリリースされないという事態がホークスらしいですけど。ちなみにウルトラヴァイブから帯付けただけアルバムはわずかですがリリースされましたが、あれは正規発売とは言い難いですし。

    アルバム発売に伴う4月のUKスプリングツアーは、D.ブロック、R.チャドウィック、Mr.ディブス、N.ホーン、H.ウィートンの5名で実施、昨年までの鍵盤担当のT.ブレイクはソロ活動に専念するためにアルバム収録前に抜けており、さらにD.フレッドが体調不良のため抜け、ステージでは、ホーンが鍵盤に専念していました。新加入のベーシスト、ウィートンのプレイはフレージング、ドライブ感などファンの間で評判良いです。

    5月にはギリシャで2ステージ。6月にはスエーデンのフェス、7月にはドイツとイギリスのフェスに参加。この7月のステージではブレイクがテルミンとショルダーキーボードで復活していました。今後も継続参加するのか不明です。でもブレイクさんがいないとなんか物足りないので、復帰大歓迎ですね。

    その7月の英国ランブリン・マン・フェアの様子
    チャドウィックさんがリードボーカルの Silver Machine
    Hassan I Sabbah

    ホークウインドのリーダー、デイヴ・ブロックのインタビュー記事が先月、TEAMROCKに掲載されました。今回のインタビューはデイヴのプライベートな面についての内容で興味深いものです。
    子供の頃、学校の美術の先生よりニューオリンズジャズの魅力を教わったとか、若い頃の南仏でのストリートミュージシャン時代はロマンチックなものではなく、寝泊まりはビーチで寝袋と、大変だったとのこと。
    住まい兼スタジオとなっているデボンの農場では家畜を飼育しているが、時には処分することもあり、そういう辛い面も含めて様々な経験があるとのこと。
    また政治的であるかについては、とても難しい問題であり自分ひとりの力で変えられるものではないと語っています。
    またバンドのリーダーという立場では、厳格だし効率的であるように、奥さんのクリス・テイトとバンドを様々な面でマネージメントしているとのこと。
    もっとも誇れることは、長生きした両親のこと。デイヴの父は100歳、母は94歳まで生き、その晩年の面倒を長年見てこれたことを喜ばしいと考えていると。
    じぶんは成功者だと思っていないし、でなければこんなありふれた農場に住んでいないよとのこと。
    将来墓碑銘には偉大な音楽家として刻まれたいとのこと。みんなに口ずさまれるようなジャズのスタンダードのような曲を作ったミュージシャンになりたいとのことです。

    Solitary Man 7inch シングルレビュー

    以前から告知されていたニューアルバム THE MACHINE STOPS からのシングルカット Solitary Man の7インチビニールが CHERRY RED よりリリースされました。solitaarymanep
    アビーロードスタジオでマスタリング、カッティングされたとのこと。ジャケットはアルバムと同様のイラスト。アルバム収録のテイクとは別ミックスであるとレーベルのサイトには記載されていますが、実際に確認したところ、アレンジは同じですが間奏のところからバイオリンの即興演奏が目立っており、確かに別ミックス。
    Solitary Manのレーベル面には、ゲストバイオリン アテヌ・ロバーツと記載されています。彼女はUKのフォークロックバンド 3 Daft Monkeys のメンバーです。アルバムでは他の曲でもバイオリンが参加しており、そちらはクレジットがないので、デッド・フレッドが演奏していると思っていたのですが、ひょっとしてこのアテヌなのかもしれません。solitary02
    片面はアルバム未収録のナンバー Tunnels Of Darkness でデイヴのボイスが入りますが、ほぼインストゥルメンタル。1コード16ビートで突っ走るストイック系。アコピでアクセントを付けながら、電子音、ストリングスがかぶさりますが、ひたすら反復。4分50秒ほどで突然終わります。このまま倍以上の尺ひっぱるとホークスらしくて良さそうです。
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    全英アルバムチャート29位 ロック部門2位!Hawkwind THE MACHINE STOPS 

    先週からチャートインした、ホークウインドの新作 THE MACHINE STOPS ですが、最初の週の確定ランキングが発表されました。

    初登場29位とまずまずの結果となりました。

    http://www.officialcharts.com/charts/albums-chart/

    BBCのROCK ALBUM チャートでは堂々の2位!

    http://www.bbc.co.uk/radio1/chart/rockalbums

    各サイトのでの評価も良いので、ホークスとしては、久々のヒット作になりそうです。

    往年のプログレバンドの中でも、現チャートで良い結果を残せるバンドは少ないので、ホークスはやっぱり凄いバンドですね。

    ティム・ブレイク ソロ活動開始

    ホークスを脱退したティム・ブレイク先生ですが、公式ホームページにて早くもソロ活動としてライブの日程がアナウンスされています。5月のローマ、6月のパリの2公演。

    http://moonweed.free.fr/news/concerts.html

    ソロアルバムも期待したいですね。最後にリリースされたアルバムは14年前です。
    2002年の caldea music II。caldea