MOJO5月号にデイヴのインタビューと新曲

英音楽誌MOJOの5月号はピンク・フロイドの「アニマルズ」発売40周年ということでその特集が掲載され、おまけCDはピンクへのオマージュとして15のアーティストが楽曲を提供しています。

MOJO 2017/5月号と付録CD

先月頭に発売されていましたが、コレクターズ・カバーというレンチキュラー表紙版は通販でしか入手できないので、それを注文したため入手が遅れました。見る角度を変えると豚の人形の位置が変化するだけですが。
その付録CD、PIGS MIGHT FLYにホークスが参加、Lost In Scienceという曲が収録されています。同題曲はTHE MACHINE STOPSのエンディング曲。今回提供にあたり録り直されており、新テイクです。
アレンジが大幅に異なり、よりハードになっています。デイヴのリードボーカルに代わりこちらはディブスが歌っています。原曲は中間部でリズムが反復パターンになって抑制進行しますが、このテイクでは全編押しの進行、さらに終盤、ニューアルバムのエンディングと全く同じプリミティブなパーカッションやSEが入ります。原曲との違いにみられる溌剌とした演奏が、ニューアルバムにおける前アルバムからの変化を象徴しています。なかなかカッコ良いテイクですので、ファンにはおすすめです。

また今号には今年1月にデイヴへインタビューした記事が6ページに渡り掲載されています。デボンのデイヴの自宅兼スタジオで行われたもので、幼少の頃から、ストリート・ミュージシャン時代、Famous Cure時代、ホークス結成時、その後の節目節目についてファンが気になることを質問し答えています。
デビューアルバムのレコーディングではプリティ・シングスのディック・テイラーには色々と教わったとのこと。76年のアルバムASTOUNDING SOUNDSについては、ファンキー色が強く好きでない、当時ニックとパウエルがデイヴをクビにしようとしたが、キング、ハウス、カルバートが当時のマネージャー、トニー・ハワードに相談し、逆にニック達をクビにしたなどのエピソード。77年クオークのツアーは映画「メトロポリス」をイメージしたもので、ダンサーなどが増えてあまりに大所帯でコストがかかるので一旦やめようとしたことが、ホウクローズにつながったとのこと。さらに77年にロックフィールドスタジオでハウス、カルバートと収録した未発表作品群があり、それの発売契約をCHERRY REDと行ったとのこと。まだそんな秘蔵テイクがあったのかと、本国のファンの間では話題になっています。
その他DISTANT HORIZONSは失敗作と語っています、アイデアが出ないままマネージメントサイドからアルバムを制作しろというプレッシャーから、デモだったものがリリースされたとのこと。
現ベース担当のハズ・ウィートンについては若かりし頃のレミーを思い出させるとのこと。などなど、興味深いコメントがたくさんあります。

あまり見たことがない74年当時のフルメンバーショットが掲載されていました

ニューアルバム週間チャート初登場24位・公式ビデオリリース/アンプラグドも

いよいよ明日から怒濤の全英ツアー開始のホークウインドですが、最新アルバムINTO THE WOODSが全英オフィシャルチャートの5/5-のアルバム部門週間チャートで初登場24位に入りましたが、暫定ランキングで今現在は圏外、週末にランキングが確定します。ちなみに昨年、前作は初登場18位でした。

ツアーに向けて昨日公式サイトMISSION CONTROLからニューアルバムINTO THE WOODS収録曲Have You Seen Them?の公式ビデオがリリースされたとのアナウンスがありました。アルバムの前半のハイライトの7分に渡る曲で、尺はそのまま最近のステージショットとレコーディングスタジオ、CG、森のロケ画像などを組み合わせています。
メロディアスな前半の歌唱部分、後半の反復演奏で電子音を絡めて盛り上がるところがホークスらしいナンバーです。

Themというのはアルバムのテーマの一部である森の妖精を指していることが分かります。またこの動画をみるとリードボーカルはチャドウィックようですね。ディブスも歌っているとアルバムにはクレジットがありますので、二人で歌いつつメインはチャドウィックという感じですね。
その点でアルバムをみると、ディブスの関与がかなり減っていると思われます。

続いてこちらも最近のステージショット。アンプラグドです。最近の曲もやってますが、アンプラグドだとカルバートのテイストが濃いHAWKLORDS期の曲がフィットしやすいですね。
今回のツアー告知では、スペシャル・アピアランスHAWKWIND UNPLUGGEDと記載しており、セトリにこのコーナーが加えられています。

ハズ・ウィートンもアコースティック・ベースに持ち替えています。右のギターは新作にゲストとして参加したマグナスと記載されています。ソロプレイも披露しており、達者なプレイヤーのようです。アルバムではキーボードもプレイしているし、このままレギュラーメンバーになるかもしれません。

明日から始まるINTO THE WOODS ツアーのフライヤー UNPLUGGEDのコーナーがあることをアピールしています

タワレコでINTO THE WOODSを見る

ホークウインド 2017年最新アルバム INTO THE WOODS 5月5日発売!

ホークスの最新作 INTO THE WOODS ですが、CHERRY RED RECORDS より、2017年5月5日発売とのアナウンスがありました。
新作は昨年のスマッシュヒット(全英30位)となったアルバムの続編的な意味があるとのこと。
タイトルから連想されるように、テクノロジー依存からの回避としての自然回帰的な意味があるように思われます。
この3月に英国内3カ所のミニツアーも GLIMPSE INTO GREENESS (緑をかいま見る)と題されています。
アルバム収録曲は以下で、やはり森から連想するようなタイトルが多いです。
以前紹介しました断片的な試聴曲を聴く感じでは、従来路線は踏襲されています。

Into The Woods
Cottage In The Woods
The Woodpecker
Have You Seen Them
Ascent
Space Ship Blues
The Wind
Vegan Lunch
Magic Scenes
Darkland
Wood Nymph
Deep Cavern
Magic Mushroom

なお、バンドは4月に地元デボンで二日間にわたる自前の恒例フェス HAWKEASTER を実施。
その後、新作リリースに合わせたツアーを5月中旬から実施、その中ではカムデンのラウンドハウスも含まれています。かつて72年に GREASY TRUCKER’S PARTY として実施されたギグで、あのSilver Machine が収録されたホークス史上エポックな場所です。ここで演奏するのは、あの日以来とのことで、45年振りということになります。

あと2年もすれば、バンド結成50周年を迎えるんですね。にもかかわらず、2年連続で新作を発売し、ツアーやフェスの主催を続けるホークス、実に頼もしいですね!

Solitary Man 7inch シングルレビュー

以前から告知されていたニューアルバム THE MACHINE STOPS からのシングルカット Solitary Man の7インチビニールが CHERRY RED よりリリースされました。solitaarymanep
アビーロードスタジオでマスタリング、カッティングされたとのこと。ジャケットはアルバムと同様のイラスト。アルバム収録のテイクとは別ミックスであるとレーベルのサイトには記載されていますが、実際に確認したところ、アレンジは同じですが間奏のところからバイオリンの即興演奏が目立っており、確かに別ミックス。
Solitary Manのレーベル面には、ゲストバイオリン アテヌ・ロバーツと記載されています。彼女はUKのフォークロックバンド 3 Daft Monkeys のメンバーです。アルバムでは他の曲でもバイオリンが参加しており、そちらはクレジットがないので、デッド・フレッドが演奏していると思っていたのですが、ひょっとしてこのアテヌなのかもしれません。solitary02
片面はアルバム未収録のナンバー Tunnels Of Darkness でデイヴのボイスが入りますが、ほぼインストゥルメンタル。1コード16ビートで突っ走るストイック系。アコピでアクセントを付けながら、電子音、ストリングスがかぶさりますが、ひたすら反復。4分50秒ほどで突然終わります。このまま倍以上の尺ひっぱるとホークスらしくて良さそうです。
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新作収録曲かもしれません

昨年の秋ツアーの様子がYoutubeにいくつか上がっていますが、以下の動画の曲が新作に収録されるのではないかと、ファンの間では噂になっています。

冒頭、All Hail Machine!と連呼されますので、それっぽいですね。
ディブスのリードボーカルによる疾走系チューン。途中ブレイクと間奏挟んでAメロに戻るというホークスかっこいい系曲の定番アレンジ。
デッド・フレッドのオルガン感が気になりますが、、彼がアルバムに参加しているか今のところ不明です。やたらオルガンが多用されると、スペイシー感が減ってしまうんですね、キース・ヘイル参加時もそうでした。
アルバムは4月15日発売、CD情報は今のところ1枚、そしてその後にビニールでの発売も予定されているとのこと。

MOJO 3月号付録CDでシド・バレットのカバー

MOJO Music Magazine.jpg 先日発売された英国の音楽雑誌 MOJO Music Magazine3月号の付録CDは、本誌で特集されたシド・バレット、そのソロアルバム『帽子が笑う…不気味に(原題:THE MADCAP LAUGHS)」のトリビュートアルバム THE MADCUP LAUGHS AGAIN! その中にホークスが1曲参加。 ホークスは参加バンド中筆頭扱い。曲は「過ぎた恋(原題 Long Gone)」 原曲はドラムレスでアコギとオルガン、シドのけだるいボーカル曲ですが、ホークス流に勢いのある曲に仕上がっています。電子音の洪水とおそらくブレイクによるテーマリフのシンセ演奏、エレキ、リズムも加えてサイケロック化しています。ボーカルはディブス。現メンバーでのスタジオレコーディング曲はmyspaceでDeath Trap 09の試聴ができますが、それと合わせて現在のホークスを知る手がかりになります。
madcup.jpg ブロックのコメントが本誌に記載されており、シドを初めて見たのは67年UFOクラブと最後は72年のケンブリッジ。シドはカルバートと近い印象がある、信じがたいほどハイだし、そうでないものはみんなぶっ壊す。フロイド絡みのカバーは3回目ですが、初期フロイドの影響は今も色濃くブロックに残っていると思われます。