USのスペースロックの祭典STRANGE DAZEを主催しているSTRANGE TRIPSの自主制作CDR。99年及び2000年に実施されたSTRANGE DAZEにて演奏されたもの。
ベインブリッジのソロ(2000年)、ANUBIAN LIGHTSにニックがゲスト参加(99年)、FARFLUNGに、やはりニックがゲスト参加(99年)、以上3種がホークス関連です。ベインブリッジはほぼ完全なソロ・プレイで打ちこみシンセと手弾きシンセにヴォイスをかぶせる彼のソロ作品同様のアプローチ。一部ホークスナンバーもやっています。A.ライツはすでに2枚のアルバムがリリースされているUSAのプロジェクトでニックのUSツアーに同行したPRESSUREHEDのメンバーが中心になっています。今回もニックが参加、アルバムからの曲に加え新曲中心にプレイ。ゴングのG.スミスも1曲ウィスパー・ヴォイスで参加。ファーフラングもホークスの影響下にあるスペースロック・バンドでニックをフィーチャーしたホークスナンバーを積極的に演奏。全体にボード録りで高音質、CDRの焼きもかなりいい部類です。ジャケットはいつもの3D処理が成されておりまして、専用の3Dグラスで見ると、立体的に見えます。詳細はStrange Tripsに掲載されています。私はSTRANGE TRIPSのジム・ラスコー氏とは大変親しくしており、いつも友好的な方です。ちなみに彼は昨年のHAWKESTRAの時はステージの脇で演奏を見ていたそうです。その時彼に会うことができれば、バンドに会わせてもらえたのですが、残念です。ちなみにSTRANGE TRIPSではホークスのUSギグのライヴ・ビデオもリリースしています。撮影が素人っぽく、映像的にはイマイチですが、97年のステージですので比較的最近のホークスの姿が見れます。
STRANGE DAZEですが今年はイギリスのホークス・フォロワーMR. QUIMBY’S BEARDを招くそうです。ゲストにベインブリッジもゲスト参加。ホークスの影響下にあるスペース・ロックを得意としたグループ。初期の作品はもろホークスだったのですが、最近の作品はテクもかなり向上しオリジナリティが出てきており、海外のホークスファンに非常に注目されています。