GrindHouse VOL.65 ホークウィンド・インタビュー記事

grindhouse65.jpg来日公演に合わせて GrindHouse誌に、デイヴ・ブロックのインタビューが掲載され、本日リリースされました。校了した後に来日公演が延期になったため、紙面上で延期告知は間に合っていません。クラブチッタのホークスステージの広告も掲載されています。
前号で昨年12月のロンドンHMVフォーラムでのギグのレポートが掲載されましたが、その際D.ブロック、T.ブレイクにインタビューを行ったものです。そのときに撮影されたバンドのフルメンバーの写真も掲載。
昨年のワイト島のホークフェス、新作 BLOOD OF THE EARTH について、セットリスト、バンド創世記、やっぱりK.シュルツェ先生のホークス好きの話題、などなど、大変興味深い内容です。これを読みつつ来日再調整を待ちましょう。

オーストラリア・ツアー

ここ東京は今も余震、原発、停電など不安な要素はあり、来日に関してはあまりに近いので、難しいのではないかと思われます。実施についての正式リリースはまだありません。予定通りの来日となれば、セットリストの参考になる先週のオーストラリアでのステージの様子が伝わってきています。
注目のセットリスト、昨年12月のツアーから2ヶ月経過し、多少変化していました。目立つところでは、アンコールでシルバー・マシンが演奏されるようになりました。これは久しぶりのオーストラリアということもあるかとは思いますが、日本においても、(もし来日すれば)間違いなく演奏される気がします。
また注目すべき曲として、Psychedelic Warlords が演奏されています。これは現在の布陣では今まで演奏されていませんので、非常に興味深いです。この曲は元々のアレンジに近い状態で演奏されたことがあまりないので、もしそうであれば聴きたいですね!またこのところ演奏していなかった絶対絶命の冒頭2曲の演奏も復活しています。このあたり、かなり良い選曲になってきているように思います。昨年から引き続き、Star Cannibal、そして Flyinf Doctor もレパートリーインです。なおブレイク先生のソロ曲はやはり Tide ですね。
以下、オーストラリアでのセットリストです。
Warrior/Assault and Battery/Golden Void/Where Are They Now/Flying Doctor/Star Cannibal/Northern Sands/
Prometheus/Spirit Of The Age/Sentinel/ You’d better Believe It/Blood Of The Earth/Angels Of Death/Wraith/Tide Of The Century/Psychedelic Warlords/
Hassan I Sahbah – Space is Their-Hassan I Sahbah/Silver Machine
全体の傾向は「永劫の宮殿」以降、カルバート期、RCA期、すっとんで新作、という最近の傾向です。祭典期が手薄なのはまぁ最近の流れから仕方ないというところです。
そして、早くもこのツアーの様子が YouTube に上がっています。
背景映像も映されていて本国と変らない演出です。例によってビデオも写真撮影も全然OKですね。海外はいいですよねー。
オープニングの Warrior(朗読)から絶体絶命冒頭。カメラ倒れてますww

新曲 Northern Sands、ディブスの朗読。サイケで良いです。続いて新作の Prometheus、アレンジもパワーアップしていてGOOD
ダンサーが痛いですが、これがあってのホークスのライブなので正に「偏見持たないで」観ましょう。

新作にも再録された You’d Better Believe It いいっすね〜!

定番中の定番 Angels Of Death、これは途中からのようで、延々引き延ばされた間奏です。
ブレイクのテルミンがうなってます。結構初期っぽくて良いですね。

これら観てしまうと、来日中止になってしまうとがっかりですが、まぁ仕方ないですね。。。
せめて延期でどうにかならないかなぁ。
画像関係はここにもあります。
http://hawkwindsydney2011.blogspot.com/

すべての被災者の方々にお見舞い申し上げます

このような大規模な惨事に対して、適切な言葉が見つかりません。個人でできることも限られています。私の知人や大切な人も被災しています。行方不明の方もいらっしゃいます。今現在も救援を待つ方、救援されている方、現場で奔走されている方、がんばってください。
またこのような状況ですが、このサイトの運用については再開することにしました。私個人も感じますが、音楽の持つ力には、勇気づけられること、気分を少しでも良くしてくれること、希望の気持ちをサポートしてくれることがあると思います。このサイトへのみなさまのアクセスも途切れることなく続いています。海外のホークスファンの方々からもお気遣いや励ましのメールをいただいています。
これからの日本が、希望を持ち続け、復興を目指していく中で、このサイトは微力ですが、本来の役割(ホークスに関心のある方へ情報を発信)を続けていきたいと思います。
以下、私が利用させていただき、良かったと思ったサイトの一部ですがリンクです。
Google 生存者リスト
https://picasaweb.google.com/tohoku.anpi
Google 自動車・通行実績マップ
http://www.google.com/intl/ja/crisisresponse/japanquake2011_traffic.html
電車運行情報 twitter まとめ
http://dl.dropbox.com/u/15393707/JR1.html
pray for japan
http://prayforjapan.jp/tweet.html

DVD「極悪レミー Overkill Edition」必見

lemmydvd.jpg映画「極悪レミー」のDVDの日本盤が発売されました。
初回限定の2枚組、Overkill Edition のボーナスディスクには Hawkwind というコーナーが収録されています。
さっそく確認してみました。
ニックさんが、サックス吹いている、、歌ってる、、え?こんなシーン本編になかった!
ニック、デイヴ、ステーシア、レミー本人らのインタビューの内、本編の編集でカットされた部分を追加収録。
レミー脱退時のより詳細な話、当時のバンド内の力関係、ホークスが当時のシーンでどのような存在だったのか、どう影響力があったのか、など本編未収録の大変興味深い話が出てきます。特に当事者の発言だけにとてもリアルです。
またアリス・クーパーやジャーヴィス・コッカーらのホークスについてのコメントもより多く収録。本編は(当然のことながら)レミーに関しての事柄が中心ですが、ここではホークスについての話題が多くなっています。結果この Hawkwind コーナーは20分に延長されています!(本編でのホークス部分は6分ほどでした)
これはもうホークスファンは絶対的必見です。来日のちょうど1ヶ月前の本日の発売、なんとタイムリーなんでしょうか。
ニックさん、インタビュー中シルバーマシンのサックスアドリブとか例によって楽しいおじさんです。それにしても、人がいいというか、損な役回りなのは昔からなんですね。レミーの解雇については、今では笑い話になっているのが幸いですね。

GrindHouseにギグレポート

grindhouse64.jpg今回の来日に関しては、クラブチッタが主催で招聘を行っていますが、メディアとしてはベイFM POWER ROCK TODAY、雑誌ストレンジデイズが後援、マルチメディア展開している GrindHouse も協力。そのグラインドハウス・マガジンの最新号には昨年暮れの、ロンドンでのギグの模様がレポートされています。同誌は昨年、国内EMIからUA時代の紙ジャケがリリースされた際も記事が掲載されました。
なお来日直前の今月末発売の同誌では、デイヴ・ブロックとティム・ブレイクのインタビュー記事が掲載されます。

今年のHAWKWIND、新作の可能性も

バンドオフィシャルサイトには、12月のギグのブッキングも掲載されました。今年のホークス、いよいよ今週金曜から3日間のオーストラリアツアーをもって始動。そして来月はついに日本。その後5月にUK本国での2つのギグ、6月はスエーデン、フランス、それぞれでフェスに参加。以降UKでの8月、12月のギグが予告されています。昨年は久しぶりの新作リリースに合わせた国内の大規模ツアーが組まれたので、ふたを開けたら結局30近いギグを行いました。やっぱり元気ですよねー、ブロック船長。
先日、オーストラリアのサイトにそのデイヴ・ブロックさんのインタビューが掲載されました。ボリュームが結構あり読み応えがあります。
記事はこちら THE AUSTRALIAN
その中でいくつか興味深い部分がありました。
ライブ2枚組のリリース予定、また今年の終盤に新たなスタジオ収録アルバムのリリースも行いたいとのこと。
ジェイソン・ステュワートの逝去はバンドに相当のダメージだった。そのジェイソンの後釜として加入した新メンバーのナイル・ホーンは、ブロックの友人の息子でもある。BLOOD OF THE EARTH はナイル参加後初の作品となったが、現在制作中の次作はナイルがよりフィットしてきているのでより良い作品になるだろう。
オーストラリアには、同時期 MOTORHEAD もツアーで訪れるが、できれば彼らのステージに客演できないか、レミーと相談している。

というような、コメントがありました。オーストラリアでのレミーとの競演の可能性ですが、ちょっとタイミングがずれています。ホークスは今週末ですが、モーターヘッドは3月下旬から4月あたまのツアーですので、さすがにそこまでホークスがオーストラリアにいるわけないですし。いずれにしても、レミーとは連絡を取り合っているということですので、いずれ何かの形で競演はありそうです。
また、次作についても例年にない早いペースで制作されているという様子。年内は無理としても来年にはリリースされそうで、これも楽しみです。

HAWKLORDS DVD レビュー

先日、直販で注文した現在のニック率いる HAWKLORDS の2009年のギグを収録したDVDが届きました。レーベル名がなく、自主制作です。とはいえ、クオリティは一般商品並です。ジャケットは紙のデジパック仕様です。イラストは以前ホークスのジャケを担当したことがあるボブ・ウォルカー(THE CHRONICLE OF THE BLACK SWORD のインナーやEMIからリリースされたコンピレーション STASIS のカバーイラストなど)。撮影はプロショットで画質音質ともにまったく問題のない標準レベルです。
この再編 HAWKLORDS ですが、2009年から活動を始めており、昨年も数回ギグを実施しており、一応パーマネントなバンドのようです。メンバーそれぞれソロやバンドをかけもちしていますので、その合間をぬって活動しています。同じくニックは過去メンバーとのユニット SPACE RITUAL も継続しています。この2つのユニットの違いは、簡単に言うとメンバーの違い。SPACE RITUAL は活動歴が長く、2000年のリユニオン HAWKESTRA 直後、ニックが集まった過去メンバーに呼びかけ、彼らと始めたトリビュートバンド XHAWKWIND が母体。そのためホークスの初期メンバーを中心にしたバンドで、現在はテリー・オリス (Dr)、ミック・スラットリー (G)、トーマス・クランブル (B) らが中心になっています。デイヴ・アンダーソンももちろん関わっており、SPACE RITUAL のスタジオ収録アルバムにも参加していましたが、現在体調が良くないので参加していません。
HAWKLORDS は、その名の通り HAWKLORDS 期以降中期メンバーが中心。バーニー・バブルス追悼コンサートと称してギグを行ったので一時的なバンドかと思っていましたが、前述しましたように昨年も数回ギグを行い、またベースで参加しているアラン・デイヴィはスタジオレコーディングも計画していると言ってました。ちなみに2つのバンド両方に参加しているのは、ニック以外にはジェリー・リチャーズ(G)。
hawklords_dvd.jpg前置きが長くなってしまいましたが、このDVD、参加メンバーは以下になります。
ハーヴィー・ベインブリッジ (Syn)
アラン・デイヴィ (B/Vo)
ジェリー・リチャーズ (G/Vo)
エイドリアン・ショウ (B/Vo)
スティーヴ・スインデルス (Key/Vo)
ダニー・トンプソン (Dr)
ロン・トゥリー (Vo)
ニック・ターナー (Sax/Flute/Vo)
それに数人の男女のダンサー、うち1名は Black Sword ツアーでエルリック役に扮していたトニー・クレラーも参加しています。バンド名は HAWKLORDS ですが、当時の HAWKLORDS に在籍していたのはキーボードの2名だけで、曲目についてはバンド SPACE RITUAL と変らず、初期ホークスナンバーが中心です。あえてこのバンド名にする必要はないですよね。無理に以前のバンド名を持ち出す必要は今更ないと思うのですが。
内容のほうですが、正直言って、、良いです。かれこれ16年も前になってしまいますが、ニックの来日公演の時の印象となんら変らない初期ホークスのフリーキーさ、サイケなトリップ感が息づく演奏です。デイヴィとトンプソンはホークス内外でも非常に長いタッグを組んでいるので、極めて安定したリズム隊、スインデルスのキーボードプレイのセンス、それにいつも通りのニック。
現在の本家のベクトルとは大きくずれていないのですが、船長という牽引役がいない分ややフリーキーさが立った印象があります。何よりも各メンバーがリラックスして楽しそうな感じです。それにしても、あれほど長く在籍したデイヴィも現在はニックさんとの演奏が楽しいようですね。
なお入手方法は以下、スインデルスさんのブログに記載されています。リージョン・フリーですがPALのみです。
http://www.myspace.com/steveswindells/blog/542114620

デイヴ・ブロック1stソロ再発情報

earthed to the ground .jpg4月のATOMHENGE再発ですが、D.ブロックの1stソロアルバム、EARTHED TO THE GROUND がリリース予定です。
元は
84年にFLICKNIIFE レーベルからリリースされたLPです。以降、同じく FLICKNIFE より89年に2ndアルバムとカップリングで初CD化。その後、HAWK RECORDS (VOICEPRINT) から、カップリングにボーナス追加でCD再発。この時は2枚組CDでした。今回の再々発ではカップリングとはせず1枚CDでのリリース、前回のボーナストラックの一部が追加されています。主に7インチEPでリリースされたトラックです。
すべて既出トラックですので、目新しさはありません。コアなファンの方は既発のいずかのエディションを入手されているかと思いますが、新しいファンの方、エレクトロ、トランス、テクノ、アナログシンセなどが好みの方にはおすすめ。当時英インディチャートで20位と、マニア受けしました。ほとんどアナログシンセとシーケンサー、ドラムマシンによる宅録ですがインストオンリーではなく、デイヴが歌っている歌ものが多いという点がポイント。またギターもかぶせていますので、音的には単調ではありません。反復フレーズのシンセサウンドの嵐の中、やはりリピート的なメロディーを歌うというスタイルですが、結構カッコいいです。
でも、今回はこのLPリリース時のジャケになるんでしょうね、これで相当損していると思うのですが。。

トラックリストは以下です。
01. Earthed To Ground
02. Assassination
03. Green Finned Demon
04. Spirits
05. Sweet Obsession
06. Oscillations
07. Machine Dream
08. Now Is The Winter Of Our Discontent
09. On The Case
10. Zones
11. Processed
同題シングルより
12. Social Alliance
13. Raping Robots In The Street
同題シングルより
14. Wired Up For Sound
ホークスのレアテイク集 FRIENDS & RELATIONS VOL3 に収録されたテイク
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