8月13日ファルマスのギグ

6月のフランス、スエーデンのフェス参加以来、2ヶ月ぶり。南西部のファルマスにてこの夏1回のみのギグです。
セットリストは少し変更があり、下記のようなものでした。
Sonic Attack
You’d Better Believe It
Sentinel
Assault & Battery
Golden Void
Where Are They Now
Angels of Death
Brainstorm
Prometheus
Magnu
Brainbox Pollution
Magnu
Tide of the Century
Psychedelic Warlord
Hassan-i-Sahba
Space is their
Hassan-i-Sahba
Lighthouse
Silver Machine
ミスター・ディブスがリードボーカルをとる曲が多く、ファンの間では最近デイヴのボーカルが減ってきたなーという感想です。本国でもデイヴのボーカルは人気があります。今年は新作のレコーディングも進めているので、このあとギグは12月まで予定がありません。来日は秋に十分可能だと思いますが、現時点でもアナウンスはないので調整は難しいのかもしれません。

LEAVE NO STAR UNTURNED レビュー

leavenostar001.jpg当初予定されていた8月下旬よりも約1ヶ月も早く当レーベルサイトの通販で先行リリースされました。初回はロングボックスケースということでしたので、とりあえずレーベルサイトで予約をしておりましたところ先日届きました。
外側は紙のケースで、寸法は138×184という変形ケース。中には厚紙を重ねて作られた台紙で、リーフレット、CDを収めるようになっています。ジャケ画像は、70年代初頭にホークスの写真をよく撮影していた Jogen Angel 氏の写真が多用されています。氏のサイトはこちらで、以前から当時のホークス写真の販売も行なっています。リーフレットのライナーはおなじみイアン・エイブラハム氏。
アルバムは初回仕様が終了後、通常のプラケース仕様に変るそうです。またアナログLP盤もリリースされるそうです。
先日お知らせしましたように、このリリースに関してカバーにも記載されている通りEMIの正式ライセンスの元のリリースとなっていますが、バンドサイドへの連絡がなかったため、違法リリースとの訴えがコメントされました。その後、バンドマネージメントとEMI、EASY ACTION との調整を行なっている最中です。EMIもバンドに連絡していないというザルのような仕事をしていたみたいで、なんとも間が抜けた話ですね。結論はまだ出ていませんが、バンドの品質チェックが行なわれていないので、バンドの正式リリースにはならないが、ライセンスは許諾されるということになる模様です。
前置きが長くなりましたが、内容について。
1972年1月27日、ケンブリッジ・コーン・エクスチェンジにて実施された The Six Hour Technicolor Dreamというイベントでの収録。シド・バレット率いるラスト・ミニット・プット-トゥギャザー・ブギー・バンドとピンク・フェアリーズが対バン。ケンブリッジ大のテープ・レコーディング・ソサイエティによって1/4インチ・オープンリールテープに収録されました。その後1/2インチにコピーされ、元の1/4インチのオリジナルは紛失したそうです。1回ダビングされたものですが、デジタル技術でマスタリングされ、そこそこの品質です。ステレオで、歪みもほとんど感じられません。最初のほうで少々音が荒れて左右のパンニングがおかしい部分がありますが、それ以外は大体安定しています。
この時期のギグ音源はホークス初期の中でも充実していることや、なんと言っても1ヶ月も離れていない2月13日のラウンドハウスのギグ GREASY TRUCKERS PARTY がオフィシャルリリースされているため、それとあまり差がないというのも事実。GREASY TRUCKERS PARTY は音質はそこそこ良いので、それと比較するとやや厳しいです。
とはいえ、やはりこの時期、レミー参加直後、ドラムがまだテリー・オリス、カルバートがリードボーカルをとる Silver Machine 収録というファンにはやっぱり嬉しい内容。ラウンドハウスはドラムがサイモン・キングにチェンジしていますので、その点からもこのアルバムは価値があります。また Silver Machine のカルバート・ボーカルはラウンドハウスよりも全然良いです。あちらはかなりよれよれで、レミーに代えられたのも納得できたわけですが、こちらのカルバートは後年のカルバートを彷彿させる歌い方で、これはこれで良いと思います。
この頃のホークスがやっぱり一番というファンには、マストアイテムではないでしょうか。
なお曲目は GREASY TRUCKERS PARTY と全く同じです。曲名は若干異なりますが、演奏曲は同じです。
Technicians Of Spaceship Earth
You Shouldn’t Do That
The Awakening
You Know You’re Only Dreaming
Master Of The Universe
Paranoia
Earth Calling
Silver Machine
Welcome To The Future
Born To Go
leavenostar002.jpg

新譜関連情報

72年1月のケンブリッジ収録のライブ音源 LEAVE NO STAR UNTURNED は、レーベルサイトでの通販予約者からすでに発送が始まっており、すでに聴いた本国のファンの間では、音質も意外に良いとのことで好評です。アマゾンなどのサイトでは9月5日リリースとなっています。初回のトールケース仕様は、このレーベルサイトでの販売のみのようです。
このリリースについては、バンド側から非公式リリースであるとのコメントが、本国のホークウインド・フォーラムで出され、物議をかもしました。発売元の EASY ACTION のサイトでは、EMIにライセンス許諾をとっていると明記されており、ファンの間では混乱になりました。その後、引き続きバンド側から同フォーラムに状況を説明するコメントが投稿されました。
EMIは版権料の支払いを受け、正式に許諾。
ただ、そのフィーはバンド側に支払われなく、バンドが関与しない状態での取引となっていた。
バンドとしてもプロダクションに関与していないので、クオリティに関しては保証できない。
EASY ACTION 側は状況を踏まえ、善処したいとの回答。ただし担当が夏休みのため引き続きの交渉はその後から行う。
ということのようです。おそらく最終的にはリリース許可となり落ち着くと思われます。
ただし、バンド側がクオリティコントロールをしていないので、バンドの正式リリースという形にはならないのではないかと思われます。
私もレーベルサイトで注文していたので、そろそろ届くと思います。
その他では、Atomhengeから、デイヴのソロ STRANGE TRIPS AND PIPE DREAMS が9月リリース予定です。95年の3rdソロです。以前のレビューはこちら。 ボーナストラックは1曲。