ニック・ターナーの新作 THE FINAL FRONTIER

Nik Turner/The Final Frontier
NIK TURNER / THE FINAL FRONTIER (PURPLE PYRAMID – CLO1195 / 2019)

本年2月にニック昨今のリリース拠点であるLAのクレオパトラより発売された新作。サポートはここ数年続いているニッキー・ギャレット(G)、ユルゲン・エングラー(Key/G/B)らの若手。ギャレットのバンド、へーダースレーベンのメンバーに加えて、前作LIFE IN SPACE?同様ホークスOBはサイモン・ハウス(Vln)が全面参加。そしてポール・ルドルフ(G)は1曲のみ参加。

作風は従来通り、反復するリフの上でニックのボーカル、そしてサックス、フルートがインプロを行い、ノイズや電子音が飛び交うスペースロック。各楽曲は安定した演奏とスペイシーなアレンジも良い感じですが、全体にボーカルのレベルが低いのが残念な感じです。ニックらしい哀愁感漂うInterstellar Aliensはメロトロン、バイオリンがいい感じです。自身のニックネームTHUNDER RIDERという曲もあり。

付属のフライヤーにはクレオパトラの関連作の広告に混じってHawkestrelというプロジェクトのアルバム告知があり、その内容を見るとアラン・デイヴィ、レミー(どういう形での参加か不明)、サイモン・ハウス、ニック・ターナー、ポール・ルドルフ、ブリジット・ウィシャート、ミック・スラットリーに加えてジンジャー・ベイカーの記載も。さらにゲストでウィリアム・シャトナーというクレジット。クレオパトラの何でもありなリクルーティングのなせる技でしょうか。しかし今の所リリースされた気配はないです。アルバムカバーも出ていますので、リリースを待ってみたいと思います。