USにおけるホークウィンド・フォロワーの第一人者として長い活動をしているスピリッツ・バーニング。ムアコックとのコラボ最新作『THE END OF ALL SONGS – PART 2』がリリースされたばかりです。先日『LIVE AT KOZFEST』(2025)を紹介しましたが、その主宰者ドン・ファルコーネ氏によるバンドの詳細な歴史などを紹介したバイオグラフィー本がリリースされました。

プロジェクトの全貌が判明

500ページに及ぶ書籍で、フォルコーネ自身がこれまでの活動を細かく網羅し執筆しているので、今までよく分からなかったこのプロジェクトのことが理解できるようになりました。これまでの活動やその成果について、関わってきた多数のミュージシャン達のコメントも含み、とても興味深い内容です。特に今までの作品制作に携わってきた多くのホークスメンとのエピソードからそれぞれの人となりが見えてきます。様々なエピソードについて詳細に書かれており、ファルコーネさんのとても几帳面で誠実な人柄を感じます。

ONE OF THE SPIRITS BURNING
514ページの分厚いペーパーバック。

購入者特典としてバンドのサンプルCDを$10で配布しています。過去作からのセレクションと未発表トラックが3曲追加されています。以前にも参加していたVDGのデヴィッド・ジャクソンとのコラボが含まれていて、近作に収録予定とあります。巻末に入手方法が記載されています。出版社の担当に連絡して対応いただきました。満遍なく選出されていてSBのことを知るには格好のサンプルかと思います。

出版社公式ストア https://stairwaypress.com/product/one-of-the-spirits-burning-a-musical-memoir/ CDは別途購入することになります。なお以下で注文するとCDも付いてくるようです。https://jaydedesign.com/product_info.php?products_id=4249

One Of The Spirits Burning / Don Falcone
フリーCD。各曲のクレジットは本の巻末に記載されています。ファルコーネ氏のステッカーも送られてきました。

これまでの作品

スピリッツ・バーニングとしてのアルバムは99年のファーストアルバム『NEW WORLDS BY DESIGN』から最新作『THE END OF ALL SONGS – PART 2』(2025)が20作目という歴史を刻んできています。上記のファーストアルバムでは、いきなりGONGのデヴィッド・アレンをはじめ、CANのマルコム・ムーニー、ニック・ターナーと活動をともにしたPRESSUREHED、スティーヴン・ウィルソンなど錚々たるゲストを招いており、このプロジェクトの特質が早くも明示されています。アレンはその後も継続して2011年まで参加(2015年没)。

その後もバンドというよりはプロジェクトという感じで、アルバムごとにホークス関連、プログレ関係など様々なアーティストに参加要請をしてきました。その広範な人脈は本当に凄いです。ホークス関係者、BÖC関係者を中心としていますが、特に元ホークスのブリジット・ウィシャートはおそらく最も参加率の高いメンバー。またスペースロックつながりで、クリアライトのシリル・ヴェルドーやマイケル・ムアコックとの連名作もリリースしています。意外なところでは、クリムゾンのジャッコ・ジャクジクがマスタリングをしているアルバムがあったり、ダリル・ウエイやキース・クリスマスの参加などとにかく枚挙にいとまがないほどの多数のゲストが関わってきました。

なお、ファルコーネさんにコンタクトを取っており、なんでも質問あれば連絡してくださいとのことでした。CDにサインをいただきました。

By HawkwindDaze

日本のホークウィンド・ファン・サイトの運営。2000年から同サイトの運営を続けています。

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