関連書籍の情報が続きます。まずヒューイの奥さん、マリオンの著作『A Wandering Minstrel: My Memoir of Huw Lloyd-Langton』。以前から書いているという話でしたが、この夏リリースされました。ホークスのバイオ本を著しているイアン・エイブラハム氏が編集しています。こちらは日本のAmazonでも入手可能です。読後に改めてレビューします。奥さんのマリオンさんは以前、Mr.ディブスがホークスを脱退した後に、デイヴ・ブロックの悪評が出たことについて、以下のコメントをしていたことを思い出します。いつか紹介しようと思っていたので、ここで紹介します。

マリオン・ロイド・ラングトン氏の公式声明 (2018)

2012年12月にヒューが地球を去ってから、個人的な理由で私はソーシャルメディアにほとんど関与していませんでした。しかし、大好きなホークウインドのキャリアを追ってこなかったわけではありません。Mr.ディブスが11年ぶりにバンドを脱退したと聞いて悲しくなりました。私は彼の脱退声明を読みましたが、和解できない相違点と、ホークウインドでの時間が彼に与えた機会への素敵な賛辞が書かれていました。ディブス、あなたの今後のキャリアに最高の幸運を。ディブスとバンドの間にどのような和解できない相違があったとしても、それは個人的な問題です。

しかし、ヒューと私がデイヴ・ブロックを嫌っていて、それがヒューのバンド脱退の理由だと引用されているのをオンラインで読んでショックを受けました。そんなことは絶対にないです。どこからこのような嘘が出てきたのかは誰にもわかりません。そこで私は、デイヴとクリス・ブロックに対する私たちの愛と敬意を述べようと思います。ヒューがデイヴに出会った日からヒューが死ぬまで、その愛と尊敬は決して途切れることはありませんでした。それどころか、デイヴとクリスは現在も、そして何年も前から私たちのとても親しい友人でした。ヒューがバンドにいてもいなくても、私たちは親しい友人でした。バンドの歴史を知っている人なら、ヒューが1970年のワイト島コンサートの後に初めてバンドを脱退したことを知っているでしょう。彼は大量のLSDが入ったオレンジジュースを渡された。彼は泣き叫びながら帰ってきて、死にかけました。彼が回復するまでには6カ月かかり、私は何度も彼が回復するとは思わなかった。これで、彼がバンドを脱退した理由がお分かりでしょう。

ヒューは1979年にホークウインドに再加入し、さらに10年間そこで過ごしました。もちろん、喧嘩はありました。バンドは結婚であり、妻や夫が1人でも十分に大変で忍耐が必要なのです。それが、5~6人のメンバーで構成される結婚となると…。ヒューは1989年に、デイヴやクリスとは関係のないお金の問題でバンドを脱退しました。彼はツアーの終わりにほとんど給料をもらっていなかったので、デイヴは当時のバンド・マネージメントとツアー・マネージャーに掛け合い解決しようとしてくれました。しかし、そのツアー・マネージャーがヒューのお金を保管していて、実際に帳簿と一緒に消えてしまったので、何も実現しませんでした。後で聞いたところによると、消えたのはもっとたくさんのお金だったそうです。悲しいことに、私たちは噂話にも耳を傾けてしまいました(これは常に非常に悪いことですが)。その真相を知ったのは後になってからでした。しかし、キャロル・クラークのホークウィンドの本※で紹介されているように、デイヴとクリスと一緒にレストランで食事をしたとき、私たちはデイヴに直接謝罪しました。

また、ホークウインドの歴史上、ヒューはバンドのコンサートに何度も登場しています。デイヴとヒューの間に敵意があったことは全くありません。もしヒューがツアーをやれるならそうしたでしょう。ヒューがバンドと一緒にアコースティック・セットをやれるなら、彼はそうしたでしょう。ヒューはキャリアの中で多くのプロジェクトを抱えていたので、それはいつもタイミング次第でした。しかし、ホークウインドは彼のお気に入りのバンドでした。ヒューはいつもデイヴを「THE CAPTAIN」と呼んでいました。

ファンはホークウインドとエリック・クラプトンの現在の状況をヒューがどう思うか私に尋ねてくることがあります。彼はとても誇りに思っているでしょう。彼はエリックを愛し、尊敬していました。

逸話としては、ヒューが亡くなる1年前にプリマスでホークウインドのソロ・セットに招待されました。ヒューは自分のセットを終え、私たちが帰る前にホークウインドのステージを2、3曲見たいと言ってきました。私たちはステージ上の両側にいました。デイヴがたまたま振り返ってヒューを見つけると、彼は微笑み、全く同じ瞬間にデイブとヒューはお互いに想像上の帽子を下ろしたのです。笑えましたが、私たちの人生の中で最も貴重な瞬間でした。これが愛と尊敬の証です。
※キャロル・クラーク著『THE SAGA OF HAWKWIND』(2004)のこと。

The Twelfth Second of Forever 2023 – 2025

ホークスのファン、ポール・ゲールブット氏の著作『The Second Golden Age Of Hawkwind 2017-2023』の2巻目がリリースされています。タイトルからして前作以降のホークスのステージのレビューが中心になっているようです。


The Twelfth Second of Forever 2023 - 2025

Amazon UKでは住所が日本だと購入できないので、ゲールブット氏に確認中です。

『永劫の宮殿』リマスターは今月リリースに変更

チェリーレッドのアトムヘンジ・レーベルからのリマスター宮殿ですが、9月19日発売に延期されました。もう少し待ちましょう。今回もレコード盤はラフ・トレードのエクスクルーシブ盤でスプラッター仕様も発売されますが、予約しようとしたら日本への発送はできませんとの表示。問い合わせしたところ、日本と韓国の為替の問題があり、その2国のみ一時的に受注停止しているとのこと。近いうちに復旧させるとのことでしたが、いまだにラフ・トレードでは注文できません。

By HawkwindDaze

日本のホークウィンド・ファン・サイトの運営。2000年から同サイトの運営を続けています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です