
Ozit Records – ozit niktcd334
(2003)
ニックのジャズ・バンド FANTASITIC ALL STARS は80年代から各地で不定期にギグを実施していましたが、今回が初めてのアルバムリリース。おそらく完全なスタジオ収録。当初はCD-Rリリースとの話でしたが、プレスものでの発売になりました。ニックはサックス、フルート。その他のメンバーはペット、キーボード、ベース、ギター、ベース、ドラムスにパーカッションが3名という大所帯。タイトルにあるようにキューバ・サルサやボサノバといったラテン系のグルーヴィーなジャズが展開されています。
全体に大変バランスのとれた演奏で、各プレーヤーの技量も標準レベル。注目のニックですが、バンドに溶け込んだ演奏となっており、かなり普通のプレイ。こういった作品で可も無く不可も無いプレイができるということで、ニックのミュージシャンとしてのテクニックはジャズの基本を押さえているという点が明確になりました。
内容的にホークスの音楽とは全く異なるものなので、全てのホークス・ファンにお薦めの作品ではありません。
なおニックは、相変わらず Spaceritual というバンド名での活動も継続中で、今年も多くのギグを予定しています。いっそのことこのアルバムのような方向性に絞るとかのほうが良いのではないかと思ってしまいます。