ホークスの70年代前半のリリースはUNITED ARTISTSでした。その後UAの版権はEMIに移りましたが、EMIはCD版のリリースをすぐには行いませんでした。
その間、他レーベルがEMIより版権を借受けCD化しました。80年代にはUKのFAMEというレーベルから IN SEARCH OF SPACE、HALL OF MOUNTAIN GRILLの2枚がリリース、90年代に入るとUSAのONE WAYからHAWKWIND 〜 HALL OF MONTAIN GRILL(1st〜5thアルバム)の5枚がリリースされていました。
96年に入ってようやく版元のEMIが正規版として、ONE WAYと同じ5枚のリリースを行いました。EMI premierシリーズとして、紙ジャケでLPに準じたジャケ装丁、ブックレットの再現、当時の写真や資料も掲載という凝ったものでした。その際、なぜか6thアルバムのWARRIOR ON THE EDGE OF TIMEのみがリリースされず、理由が不明でした。5thアルバムまでと同じくUAのリリースでしたので、なぜこれだけ?しかも人気は一番のアルバムなのに。そういえばONE WAYリリース時もラインナップされていないのも、後から考えるとおかしいと思われました。
WARRIORのCD化は、まったくされていなかったわけではなく、92年UKのDOJO LTDというマイナーなレコード会社からHAWKDISCというレーベル名でリリースされていました。このマイナーレーベル、 94年にはCHURCH OF HAWKWIND、95年にはELECTRIC TEPEEのCD化を行っています。不定期でとりとめもないリリースでしたが、このHAWKDISCはバンドがリリースに直接関わっていたと思われます。
またUSAのGRIFFINからも93年にリリースがなされています。GRIFFINはその他、CHARISMA時代のASTOUNDING SOUNDSやQUARK STRANGENESS AND CHARMなどもリリースしました。
CHARISMAはVIRGINに買収され、80年代にVIRGINからCD化されていますが、上記GRIFFINのリリース時はVIRGINからの版権借受けではなかったようです。これらはすべてバンドのマネージメントからの版権借受けになっていたようです。
つまりWARRIOR以降のアルバムは現在バンドが版権を所有しているとのことです。これはバンド関係者からのネタなので確度の高い情報です。ちなみにバンドはWARRIORリリース時にUAとの契約で、リリースはUK国内のみに限るとしたため、WARRIORのUSA盤はUAではなくATCOからのリリースでした。
したがってEMIは現在WARRIORのリリース権を保有していないので、上記premierシリーズのリリース時に出せなかったようです。デイヴはWARRIOR、CHARISMA期の各アルバムCD化の要望が多いのは認識しており、いずれなんらかの方法でリリースを考えているとのことです。