

最新DVD KNIGHTS OF SPACEにも参加、ここ数年準メンバーで参加していたキーボードプレイヤーのジェイソン・ステュアートですが、先月(2008年9月)病により急逝しました。ホークスに、ジャージーなエッセンスを導入し、アダルトなムードをもたらしていた彼ですが、まだ40という齢でした。追悼の意を表します。
新作DVD/CD KNIGHTS OF SPACE


本年度オフィシャル・リリースの目玉。2008年7月にリリース。同時にCDもリリースされました。内容は昨年(2007年12月19日)のロンドン、ASTORIAでのXmasギグ。そのライヴドキュメンタリー。当日のセットリストと合わせてみると、アンコール含めて丸ごと収録されています。わずか半年ほど前のホークスの本国ステージがまるごと視聴できるなんて、本当、良い時代になりました。ちなみに日本のショップには早いところでは、7月下旬には入荷しましたが、英国では8月にはいってから入手できるようになりました。ホークスのオフィシャル・リリースは、ここ数年、そのような傾向にあります。うれしい限りですが、、なぜでしょうね?
当サイトは近日にディスコグラフィのメンテナンスを行い、レビューをアップしますが、さわりを少しお伝えします。
バンドメンは、現在の正式メンバーの3人、デイヴ・ブロック(g/key/vo)、リチャード・チャドウィック(dr/vo)、Mr・ディブス(b/vo)。それに、前述の故ジェイソン・ステュアート(key)、ティム・ブレイク(key/vo)という布陣。
ブレイクは交通事故から復帰後、ホークス参加が増えています。ジェイソンのキーボードプレーは歴代の奏者の中でもトップクラス。ピアノ音源の多用が目立ちますが、安定したバックプレイヤーに徹しており、そのおかげでブレイクさんは、リードプレイヤーとして、ショルダーキーボードで存分に弾きまくっています。デイヴとのツイン・テルミンがおもしろいです。また、アラン・デイヴィ脱退後、正式にベースプレイヤーの座についたディブスは強烈な個性はないものの、ジェイソン同様90年代からサポートをしてきた経験から、やはり安定したプレー。全体に落ち着いた演奏で、エキサイティングな面は皆無。少々物足りないむきもあるかと思います。結成38年目、さすがに円熟ということでしょう。
曲目は70年代のオールドと90年代の ALIEN 4 からという組み合わせ。なにゆえに ALIEN 4 かというと、ディブスやジェイソンが初めて参加したのが、ALIEN 4 ツアーということで、比較的なじみ深いからではないかと思います。
例によってバンドメン以外にもステージにはパフォーマーが登場しています。このチープさ、、いい加減にこちらは不要な気もしますが、ブロックさんもこればかりはやめられないみたいですね。
なおCDはこのDVDのサウンドトラックまんまですので、よほどのコレクターでないかぎり、DVDのみで十分です。
怒濤の旧作再発情報(今度はバンド公認リリース)


以前から、コンピレーションをちょこちょこリリースしていた CHERRY RED RECORDS ですが、本年8月に、プレスリリースとして旧作の一挙発売の連絡が届きました。
彼らの新しいレーベル Atomhenge からのリリース予定で、バンド公認ということ。再発される予定のCDは以下の通り。すべてエクスパンデッド・リマスターを施すとのこと。
Astounding Sounds, Amazing Music
Quark, Strangeness and Charm
25 Years On
Live Seventy Nine
Levitation
Sonic Attack
Choose Your Masques
Chronicle of the Black Sword
Alien 4
Love in Space
Distant Horizon
これらのアルバムには、未リリースのボーナストラックやシングルリリース曲が追加されるとのことです。この再発キャンペーンに先立ち、本年11月3日には、コンピレーション3CDセットが2種リリースされるとのことです。
ということは、上記再発群は来年のリリースという感じですね。予定通りにいけば、ですが。
このリリースに伴いデイヴ・ブロックのコメントも寄せられていました。
「これらのレコードが再度発売されるというのはうれしいかぎりだ。長年に渡り大勢のメンバーが貢献した歴史を聴くことができる機会だ」
70年代後半のカルバート時代、これはCDでは80年代に VIRGIN からの初CDリリース以降、近年謎の再発がありましたが、それらはやっぱり非公認。ブレイク参加の BRONZE レーベル時代は CASTLE や GRIFFIN から、次の RCA 時代については DOJO や EBS からCD化、FLICKNIFE 時代は同時CD化、その後も GRIFFIN や DOJO から再発していましたが、すでにすべて廃盤。また EBS 時代のものは当時のリリース以降、再発はなく中古盤でしか入手する術はなかったので、これらのバックカタログの充実は、とても意味のあることだと思います。未発表トラックがもし本当であれば、それもまた楽しみです。未聴のファンの方、カルバートがフロントマンの CHARISMA 時代は当然ですが、RCA 時代や Black Sword あたりは、必聴です。
