
ラッシュも長いことファンで70年代末に国内盤「神々の戦い」で、はまりました。80年代プログレが衰退している中、現役バンドとして活躍し毎作楽しみに聴いていました。その当時自分にとっては、ホークウインドと並んでリアルタイムに楽しめる数少ないバンドの一つでした。今回シンコーミュージックよりインタビューや様々なミュージシャン、関係者のコメントを編纂したバイオ本が発売されました。日本独自編集です。
昨年のニール・パート逝去のニュースは、レミー喪失並にこたえました。海外でもホークウインド・ファンでラッシュもファン!いう人が多いです。2112をはじめとするSF的なコンセプトとハードロックをブレンドしたスタンスは近いものがありますよね。とか言うとラッシュ・ファンに怒られそうですが。ラッシュは日本での人気が今ひとつだと言われていますが、ホークウインドに較べれば全然メジャーではありますね。あまり多くを語らないイメージがあり、情報が少ない印象ありましたが、この本を読むと過去の様々なインタビューで色々とメンバーが語っているので、そのような先入観が誤っていたと感じました。ホークスは意外と多くのバイオ本が出ているので(当然翻訳本などありませんけど)、かなりの情報が(英米では)広まっているので、情報が不足しているという感じは全くないですが。
パートがいなくなったことはショックですが、ラッシュは不動のトリオでしたので、3人それぞれがバンドのアイコンであり、誰がいなくなっても喪失感の大きさは計り知れないものがあります。しかし残された音楽は再生することで、年月やメンバーの生死に関わらず生き生きとした姿を現します。これが音楽のケミストリーですよね。
米国のホークスファンには常識ですが、74年ラッシュの黎明期にホークスのUSツアーでサポートアクトをしていました。ラッシュの初のUSツアーであり、「夜間飛行」をレコーディングする前の時期で、ホークスは「永劫の宮殿」リリース後の74年9〜11月のUSツアーです。パートが亡くなった時に、ターナーが自身のFacebookで当時を懐かしんだコメントを寄せていました。「パートはラッシュに参加したばかりでとても元気で親切な男だった。サイモン・キングと自分は、パートとツアー先の街々で本当に楽しく過ごした。」ニックの優しい思いが伝わります。



アラン・デイヴィが『2112』をカバー、リック・ウエイクマン、ロイヤルフィルとの共演
ニール・パートが昨年1月に逝去。その翌月、アラン・デイヴィがラッシュの金字塔「2112」の序曲をカバー、発表しました。ベースはデイヴィで、ギター部分はロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の演奏、キーボードはリック・ウエイクマンでした。このトラックはデジタル配信と同年リリースされたアルバムPIONEERS OF SPACEのアナログ盤に付属のEPに収録されています。
