ホークウインドのバイオ本 DAYS OF THE UNDERGROUND

Joe Banks / Days Of The Underground

前回ラッシュの本を紹介しましたが、ホークウインドのバイオ本、昨年発売されたジョー・バンクス著作DAYS OF THE UNDERGROUNDをまだ紹介しておりませんでした。昨年秋にリリースされたホークス関連本です。作者のバンクスはフリーランスのジャーナリスト、ライター。70年代のバンド史が書かれ、80年のLEVITATIONまでとしています。

Joe Banks / Hawkwind Days Of The Underground
Joe Banks / HAWKWIND DAYS OF THE UNDERGROUND – Strange Attractor Press (2020)

バンクスは冒頭で一般的なバイオグラフィとは異なる構成であると説明。基本的にデビューから順に年代を追っておりますが、①その流れに基づく史実、②そのときにリリースされたアルバムのレビュー、③2016年から2019年にメンバーにバンクスがインタビューした内容、④バンクスのエッセイと言う4つの要素で各年代を俯瞰する方式となっています。なおブロックのインタビューはありませんでした。以前、バンドの歴史についてメンバーごとに捉え方が異なるので、個人の主観で語るのは避けたいと語っていたことがありました。

Joe Banks / Hawkwind Days Of The Underground

ご覧の通り、かなりボリュームのあるペーパーバック読み応えあります。今まで見たことのない写真も含まれており、資料としての価値は高く、またエッセイにおいて時代背景を解説したりと、今の時代、当時の状況を知る読者が少なくなりつつある中、かなり参考になるものだと思います。またこの本を紹介しているメディアの解説にもありましたが、作者のバンクスは注釈を効果的に使うことで、その事実を裏付ける証言や当時のプレスの引用なども多用しています。まだじっくり読んでいないので、興味深い内容は引き続き紹介していきます。

Joe Banks / Hawkwind Days Of The Underground
レミーやカルバートのあまり見たことのないショットも多く掲載されています。カルバートの作詞メモやタイプなども初見です