10枚組ボックスでリリースされたカリズマ期を俯瞰するDAYS OF THE UNDERGROUNDですが、クロスチェックなどの確認作業にとても時間がかかりました。ようやく本日そのレビューを掲載しました。長文となってます。

DAYS OF THE UNDERGROUNDのレビューはこちら▶︎

レビューは上記リンクからご覧になれますが、今回レビュー作成の苦労話などや感想をお伝えしたいと思います。

3枚のアルバムのリミックスは大きな違いはないのですが、問題は2枚のライブCD。この時期のライブ音源はWEIRD TAPESを中心に過去リリースされてきてましたので、それらとのクロスチェックを行いましたが、一筋縄ではいかず。元々のWEIRD TAPES(カセットテープ)にはレコーディングデータの記載はなく、その後2000年にCD化された際にいくつかは収録データが記載されました。その時点で音源はすでに20年以上前のことですし、VOICEPRINTのクレジットもあまり信用できないところもあり、正確性は怪しいと思われました。今回ボックスセットのライブCDには収録データが記載されていますので、そちらの方が信憑性が高い気もしますが、これもちょっと微妙。一例ですが、VOICEPRINTのWEIRD TAPES 2は77年のレスターとの記載、今回のCD6が77年のレスターとされていますが、比較するとトラックによっては明らかに異なっているものも散見されました。結局どのクレジットもあてにできず、ひたすらリスニングチェックしました。トラックによってはテープ速度が違ったり、ミックスバランスが大きく違ったりで、一瞬別のテイク?と思わせるものもありました。CD6のQuark Strangeness & Charmとか、ギターの音量がかなり違いますし、速度も相当異なりますが、今までのものと同じテイクと思われます。

その中で「初出」が結構含まれていることが分かり、これは嬉しかったです。詳しくはレビューを読んでいただければと思います。

この時期のライブテイクはWEIRD TAPESで相当数発表され、その後ANTHOLOGY系(ACID DAZE系)で、散々に使い回しされてきましたが、今回改めてチェックしたことでWEIRD TAPESでしか聴けないテイクもまだあり、あのシリーズはコアファンには宝箱みたいなものだと実感しました。

ホークス初のブルーレイ、サラウンドも楽しいですが、やはりホウクローズのプロモ映像は実に興味深いです。今までその存在は全く語られていませんでしたので、作られたもののお蔵入りしていたのでしょうね。2トラックともブルネル大学の公演のものですが、共に尺が削られた編集となっていることが分かりました。全く違和感なく編集されていますので、最初全く気付きませんでした。あえてそのような編集をしているのでプロモーション動画として作られたものと思います。プロショットでカメラはおそらく4台は回していることから、かなりコストかけたものです。映像のサウンドも口パクではなく、当日の演奏をカブせていますし、ミックスバランスもCDと違うので、映像のプロダクションサイドで作成されたものかと思います。ここまでしっかり撮られた70年代動画は初めてですので、必見です。

Robert Calvert at Hawklords
Steve Swindells at Hawklords
Steve Swindells plays Yamaha CS-80 at Hawklords

さて次は、宇宙の祭典の50周年記念ボックスセットです。こう立て続けに高額なボックスセットを連発されるとたまったもんじゃないですね。。。サンダーランド公演も含んでいるということで、以前のEMIのディレクターの証言(サンダーランドのテイクは状態がひどく使えない)と異なります。新たに状態の良いものが発見されたのかもしれません。あちらもクロスチェックが大変そうです。

By HawkwindDaze

日本のホークウィンド・ファン・サイトの運営。2000年から同サイトの運営を続けています。

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