ホークウインドを代表するSPACE RITUAL(邦題:宇宙の祭典)。1972年のツアーを収めたホークス絶頂期のライブアルバムであり、ホークス史上最上位の全英8位、後のパンク、トランス系など幅広いジャンルに多大な影響を及ぼした記念碑。これまで、幾度かの再発、リマスターなどをしてきました。この度、ホークス再発をになってきたチェリー・レッドから凄まじい内容のセットが発売されると告知されました。

チェリーレッドから11枚組ボックスセットが9月発売
長年ホークウインドのアーカイブを編纂してきたEMIのディレクター、ナイジェル・リーヴ氏のインタビューを以前掲載しましたが、もう音質の良い記録はないと断言していました。2007年にリリースされたコンプリート版が最後の打ち止めだと思われていました。しかし、今回のセット、驚きの内容が明らかになりました!
セット内容
- CD1/2 今までの「宇宙の祭典」のリマスター
- CD3/4 12/22のリバプール公演を編集なしで丸ごと収録
- CD5/6 12/23のサンダーランド公演を編集なしで丸ごと収録
- CD7/8 12/30のブリクストン公演を編集なしで丸ごと収録
- CD9/10 今までの「宇宙の祭典」を新ステレオミックスで構築。(多分編集なし)
- BD CD9/10のハイレゾと5.1chサラウンドミックス
ちなみにポスターや68ページのブックレットが付くそうです。まだアートワークは発表されていません。
祭典ツアーの3ステージがコンプリート収録
CD1/2はオリジナルマスターからのリマスターだと思います。これは目新しくないのですが、それ以外はとんでもないことになってますね。元々の祭典は22日のリバプール、30日のブリクストンから編纂され、オリジナル祭典LPでは演奏が長く一部カットされたという「ブレインストーム」「タイム・ウィ・レフト・ディス・ワールド・トゥデイ」もそのまま収録しているとのこと。2007年のコンプリート版では後者がオリジナルと同じ尺でしたので、コンプリート版は元の長さに戻していなかったのかもしれません。そこも気になっていたのですが、今回判明すると思います。23日のサンダーランドはテープの状態が悪いとリーヴ氏が語っていましたが、もっと状態の良いものがあったのでしょうか。
サラウンドにも期待
コンプリート版にもサラウンドが収録されていましたが、擬似サラウンドでした。今回は16トラック!のテープから再構築しているとのことで、サラウンドにもかなり期待できます。今回のリミクサーは、S.ウィルソンではなくベテランエンジニアのステファン・W・テイラーです。
他にヴァイナル、CDの単品もあり
なおボックスセットのCD9/10をベースにした2CD、2LPも発売されるとのこと。しかしホークスもいよいよボックス商法になってきました。お金かかりますよね。。。
