珍しいThe Demented Manカバー

Youtubeでホークウインドのライブ動画を色々と見ていると、興味深い動画を発見することがありますよね。今回紹介するのは「絶体絶命」の収録の名曲「狂人」のカバー。このタイトル、K.クリムゾンの「21世紀の・・」と同様、リリースよっては「ザ・ディメンティッド・マン」に改められたり、最近のリリースでは元の漢字に戻ったりしてますが、いい曲であることはファンの皆様周知の通り。

これを無謀(?)にもカバーしているバンドがいました。何はともあれ以下をご覧ください。

アコギ持って歌っているお姉さんをはじめ、ベーシスト以外は女性というほぼガールズバンド。サビのメロトロンなどいい感じです。ブロックさんほどの諸行無常感はないですが。でもTシャツといい結構なホークスフリークぶりですね。このEBBはボーカルのエリン・ベネットを中心に2013年に結成されたプログレを志向するバンドとのこと。その他の曲を聞くとボーカルはマジェンタのクリスティーナ風の美声、ソルスティスっぽい感じもある、フォークテイストのあるプログレ。その点でこの選曲は彼らには自然な感じ。頑張ってほしいですね。公式サイトはこちら。https://www.ebbband.com

Hawkwind 2021年最新作”SOMNIA”発売決定

HAWKWIND  SOMNIA Album cover
HAWKWIND / SOMNIA – CHERRY RED CDBRED845(CD) BRED845(LP)

尽きることのないデイヴ・ブロックの創作意欲、今年も秋に新作スタジオアルバムをリリースするという告知が発信されています。年1作ペースが長いこと続いているので、当たり前のように感じて逆に誰も驚かないという感じですが、52年続いているバンドとして実に凄いことなんですよね。

タイトルはSOMNIAソムニア。insomniaという不眠症を指す英語がありますが、このsomniaはラテン語で「夢」という意味とのことです。コンセプトについてはリリース元(今回も英チェリー・レッド)のページに記載されており、テーマは「睡眠」ということです。これをローマ神話まで遡り、眠りの神と言われているソムナスや不眠、妄想などのパラノイアなどを扱っているとのこと。コンセプトはインナースペースに向かったものと言えるでしょう。

収録曲は13曲、LPとCD、2種のフォーマットで9月10日リリース。公開されたアルバムカバーはホークスには珍しいゴシック調の印象派の絵画を思わすもの。

なおギグ関係ですが、英国でのコロナ禍状況を受けて昨年開催中止になったBeautiful Daysフェス(8/20-22)に出演、同じく昨年は中止になったホークフェストは8月27-29日でイーストデボンで実施予定、これを皮切りにこの新作リリースに伴った英国内ツアーを9月11日〜27日に6日間実施予定。さらに今年2月2日に予定されるも5月1日に延期され、再度延期されたロンドン、パラディウムでの『ARRIVAL IN DYSTOPIA』と題されたコンサートを10月28日に実施するとのこと。

アルバムにツアーと、いつものホークスの日常が戻ってきそうで頼もしいです。

HAWKWIND / ARRIVAL IN DYSTOPIA -THE LONDON PLLADIUM 2021/10/28
HAWKWIND / ARRIVAL IN DYSTOPIA -THE LONDON PLLADIUM 2021/10/28
BEAUTIFUL DAYS 20-22 AUGUST 2021
BEAUTIFUL DAYS 20-22 AUGUST 2021

ロバート・カルバート リミックスアルバム

数々の企画アルバムをリリースしている米クレオパトラ・レコードから昨年ロバート・カルバートのリミックス集が新規にリリースされています。THE LAST STAR FIGHTERというタイトルでCD/LPのフォーマットでの発売。CDは全19トラックの収録。LPは10曲の収録。

Robert Calvert / The Last Star Fighter
Robert Calvert / The Last Star Fighter – PURPLE PYRAMID CLO1803CD (2020)

USのアーティストをはじめ、ニック・ターナーの近作をサポートしているDIE KRUPPSなども参加。私はほとんど知らない方々ですが、カルバートの晩年の作品をメインにそれぞれの解釈で自由にリミックスしています。このような形でカルバートの各曲が再評価、リフレッシュされるのは良いことだと思います。晩年の作風は内省的であまり外部のミュージシャンを使わず淡々としたものでしたが、多くのアーティストとのコラボでよりバリエーションが豊かになり、新しい魅力が備わっていると思います。彼が今の時代に生きていたら、新しい展開があったろうな、と思います。なお、合わせてシングル盤もリリースされています。通し番号付きで白/赤/ピンク/紫、4種のカラービニールがあります。私はピンクでした。

Robert Calvert / Over The Moon Remix By XIU XIU – A FLOCK OF SEAGULLS – PURPLE PYRAMID CLO1803 (2020)

周辺アーティストのレビューを引き続き制作していますが、ニック、ICUとやりましたので、次はカルバートのディスコグラフィをやる予定です。