ホウクローズ 今年も新作順調リリース

Hawklords
L to R: Jerry Richards – Tom Ashurst – ‘Dead’ Fred Reeves- Dave Pearce

ジェリー・リチャーズ率いるHAWKLORDS、8月にスタジオ作品として10作目となるアルバムTIMEをリリースします。2011年の活動開始からちょうど10年目、コンスタントにリリースしてきました。

今作のコンセプトは「Time誌を通して見た様々な人生の観察 」。アルバムカバーは1940年代のTIMEの表紙をイメージ。収録曲Speed Of Soundをテーマにしています。当時の音速戦闘機のパイロットをオマージュした曲とのこと。その他、収められている楽曲は未来のディストピアを歌ったTo The New Ageなど、従来路線のSFファンタジートリップなアルバム。ロックダウン中の昨年11月から本年5月の間に録音されました。メンバーはジェリー・リチャーズ(G/Vo)、デイヴ・ピアース(Dr)、トム・アシュースト(B/Vo)、デッド・フレッド(Key/Vo)で前作と同じ。ゲストにかつてメンバーだったエイドリアン・ショウ(B)、サックス奏者のクリス・オルドリッジが参加。ホークス ・フォロワーでは実力No1で毎作楽しみなバンドです。

ギグ活動は10月にショートツアーが予定されています。また来年4月にはHRH PROGへの出演も決定。

ホウクローズ・ディスコグラフィはこちら

Hawklords / Time
HAWKLORDS / TIME (SHELLSHOCK – LORDS0721)

Hawkwind 2021年最新作”SOMNIA”発売決定

HAWKWIND  SOMNIA Album cover
HAWKWIND / SOMNIA – CHERRY RED CDBRED845(CD) BRED845(LP)

尽きることのないデイヴ・ブロックの創作意欲、今年も秋に新作スタジオアルバムをリリースするという告知が発信されています。年1作ペースが長いこと続いているので、当たり前のように感じて逆に誰も驚かないという感じですが、52年続いているバンドとして実に凄いことなんですよね。

タイトルはSOMNIAソムニア。insomniaという不眠症を指す英語がありますが、このsomniaはラテン語で「夢」という意味とのことです。コンセプトについてはリリース元(今回も英チェリー・レッド)のページに記載されており、テーマは「睡眠」ということです。これをローマ神話まで遡り、眠りの神と言われているソムナスや不眠、妄想などのパラノイアなどを扱っているとのこと。コンセプトはインナースペースに向かったものと言えるでしょう。

収録曲は13曲、LPとCD、2種のフォーマットで9月10日リリース。公開されたアルバムカバーはホークスには珍しいゴシック調の印象派の絵画を思わすもの。

なおギグ関係ですが、英国でのコロナ禍状況を受けて昨年開催中止になったBeautiful Daysフェス(8/20-22)に出演、同じく昨年は中止になったホークフェストは8月27-29日でイーストデボンで実施予定、これを皮切りにこの新作リリースに伴った英国内ツアーを9月11日〜27日に6日間実施予定。さらに今年2月2日に予定されるも5月1日に延期され、再度延期されたロンドン、パラディウムでの『ARRIVAL IN DYSTOPIA』と題されたコンサートを10月28日に実施するとのこと。

アルバムにツアーと、いつものホークスの日常が戻ってきそうで頼もしいです。

HAWKWIND / ARRIVAL IN DYSTOPIA -THE LONDON PLLADIUM 2021/10/28
HAWKWIND / ARRIVAL IN DYSTOPIA -THE LONDON PLLADIUM 2021/10/28
BEAUTIFUL DAYS 20-22 AUGUST 2021
BEAUTIFUL DAYS 20-22 AUGUST 2021

ロバート・カルバート リミックスアルバム

数々の企画アルバムをリリースしている米クレオパトラ・レコードから昨年ロバート・カルバートのリミックス集が新規にリリースされています。THE LAST STAR FIGHTERというタイトルでCD/LPのフォーマットでの発売。CDは全19トラックの収録。LPは10曲の収録。

Robert Calvert / The Last Star Fighter
Robert Calvert / The Last Star Fighter – PURPLE PYRAMID CLO1803CD (2020)

USのアーティストをはじめ、ニック・ターナーの近作をサポートしているDIE KRUPPSなども参加。私はほとんど知らない方々ですが、カルバートの晩年の作品をメインにそれぞれの解釈で自由にリミックスしています。このような形でカルバートの各曲が再評価、リフレッシュされるのは良いことだと思います。晩年の作風は内省的であまり外部のミュージシャンを使わず淡々としたものでしたが、多くのアーティストとのコラボでよりバリエーションが豊かになり、新しい魅力が備わっていると思います。彼が今の時代に生きていたら、新しい展開があったろうな、と思います。なお、合わせてシングル盤もリリースされています。通し番号付きで白/赤/ピンク/紫、4種のカラービニールがあります。私はピンクでした。

Robert Calvert / Over The Moon Remix By XIU XIU – A FLOCK OF SEAGULLS – PURPLE PYRAMID CLO1803 (2020)

周辺アーティストのレビューを引き続き制作していますが、ニック、ICUとやりましたので、次はカルバートのディスコグラフィをやる予定です。

ストーンヘンジ84の企画盤リリース

ご無沙汰しております、久々の更新です。昨年暮れにホークスの新作ライブ50LIVEがリリースされましたので、そのレビュー掲載が遅れています。実はYoutubeに上がっているオーディエンステイクとの聞き比べにより各曲の収録場所を特定しようとしているのですが、一致するものが見つからず、遅々として進んでいません。

さて今回は、DUさんなどで告知されているSOLSTICE AT STONEHENGE 1984のCD/DVDがイタリアの BLACK WIDOWより発売されるというニュースです。もともとはビデオテープ(その後DVDでもリリース)で発売されていたその名のとおり84年のストーンヘンジ・フリーフェスでの演奏です。

2CD/DVDセットを基本として、アナログLPレコード(2LP)も発売されます。また2CD/DVDと2LPをセットにした限定セットが150組、それに付録類を増加した豪華セットが50組発売されるとのこと。BLACK WIDOWの自主企画と思われますので、ホークスは今回の発売に直接関わっていないと思われます。

Hawkwind / SOLSICE AT STONEHENGE 1984 2CD+DVD
デジパックにブックレット、ドルイドのイラストのシートが付属。2LP版にはポスター、限定セット物はポスター2種やステッカーなどが追加されます。

内容ですが初出2トラックを含む曲目となっています。ホークスは、この84年のストーンヘンジには6月20日の晩と21日朝22日の3ステージに出演したため、多くの曲を演奏しましたが、過去リリースされたビデオテープは収録時間58分くらい、DVDは110分くらいで、ステージで演奏された全曲は収められていませんでした。今回BLACK WIDOWからのリリースでは、追加曲としてMasters Of The UniverseとSpirit Of The Ageが含まれています。それでもさすがにフルステージは収録しきれていないようです。曲目は以下となります。

  1. Ghost Dance
  2. Angels Of Death
  3. Born To Go
  4. Watching The Grass Grow
  5. Night Of The Hawks
  6. Utopia
  7. Social Alliance
  8. Motorway City
  9. Masters Of The Universe
  10. Ejection
  11. Uncle Sams on Mars
  12. Brainstorm
  13. Sonic Attack
  14. On The Right Stuff
  15. Dawn
  16. Spirit Of The Age
  17. Stonehenge Decoded

20日、21日ともこれ以外にもさらに数曲演奏したそうで、21日はSilver Machineもやったみたいです。おそらく22日の演奏は含まれていないと思われますが、そもそも22日は撮影されていなかったのかもしれません。今回のリリースで多少画像や音声の改善を望みたいのですが、元素材があまり良くなさそうですので、あまり期待できないですね。薄暗いステージでメインはターナーばかり撮影していて、ラントンやトンプソンはほとんど見えず、ベインブリッジに至っては夜の部は全く映りません。デイヴィやトンプソンは初ステージ、ターナーとの関係もまだ良好だった頃です。ニックさんに関しては出過ぎな感はありますが。いずれにしても、貴重なストーンヘンジフリーフェスの様子が垣間見えますし、若き日のメンバーの姿やその演奏が観れるという点で喜ばしいリリースだと思います。

なお今回、ストーンヘンジ84関連のビデオ、DVDのレビューを書き直しました。

STONEHENGE 1984 最初にリリースされたフェスのダイジェスト。ロイ・ハーパー、ホークス、ジ・エニドの演奏を数曲ずつ収録。

SOLSTICE AT STONEHENGE 1984 今作のもとになったホークスの演奏のみのビデオ。

STONEHENGE 1984 – A MIDSUMMER NIGHT ROCK SHOW 2009年にリリースされたフォキュメンタリータッチのダイジェスト版。今回新たに追加。

以下は上記DVD『SOLSTICE AT STONEHENGE 1984」からのキャプチャ。グラストンバリー同様のピラミッドステージ、メインステージのラインナップ、ホークスはこの3人は比較的映ってますが、他の3人はほとんど映りません。

Stonehenge free festival 1984 pyramid  stage
Stonehenge free festival 1984 Stage board
Stonehenge free festival 1984 Nik Turner
Stonehenge free festival 1984 Dave Brock
Stonehenge free festival 1984 Hawkwind