新作はアンプラグド?昨年のPROG誌 宇宙の探究50周年記念特集

PROG Oct-2021

以前紹介しましたように昨年のUKのPROG誌10月号はその表紙の通り、IN SEARCH OF SPACEリリース50周年を記念特集記事が掲載されました。

6ページにわたるジョー・バンクス氏の宇宙の探究に関連する記事、スペースロック紹介記事6ページ、デイヴ・ブロックのインタビュー記事4ページ、ホウクローズのジェリー・リチャーズのインタビュー3ページ、という内容。

PROG NO.124 (Oct.2021)

バンクス氏は昨年ホークスの70年代を深く掘り下げた単行本DAYS OF THE UNDERGROUNDの作者、その書籍に加えて専用ポータルサイトで様々な情報を発信しています。当サイトにリンクいただき、情報交換をしています。今回の記事も丁寧な取材、様々な関係者のコメントから制作された状況をあぶり出しています。ホークウインドのエポックメイキングな作品になるまでの流れ、前年のトーマス・クランブルの果たした影響、デイヴ・アンダーソンが持ち込んだ音楽性の強化、ロバート・カルバートの参画、バーニー・バブルスやマイケル・ムアコックとのコラボレーション、ステイシアの参加など、70年後半から71年に爆発的に起きた新しい協力者との関係がこの作品の完成に起因していることが描かれています。ディクミクが一時抜けたのは交通事故によるものだったことや当初アルバムのレコーディングは出来たばかりのエアースタジオで収録予定だったが、そこで馬鹿騒ぎをしてしまい、オリンピックスタジオに変更させられた話など詳細に紹介されています。Master Of The Universeはターナーの曲ですが、それまでボーカルをしたことはなく、この曲のボーカル収録の際に誰が歌うのかと言ったところ、君が歌えよとメンバーに言われ始めて歌った曲だったそうです。

ブロックのインタビュー記事では主に新作ソムニアについて。ロックダウンになり、ツアーに出ることがない時、ブロックはライブで演奏している夢をよく見たそうです。不思議なことに以前はそうした夢は見ることがなかったとのこと。マグナス・マーティンがUnsomniaという曲で睡眠についてをテーマにしたので、それをアルバム全体のコンセプトに広げたそうです。ロックダウン中演奏から遠ざかっていたので、勘を取り戻すためにかなりギターの練習をしたとのこと。Facebookでブロックさんのギター講座を配信していましたが、そちらも結果的に復帰への良い経験だったとのこと。新作ソムニアはHAWKWIND LIGHT ORCHESTRA名義のCARNIVOROUS同様、他のメンバーとはオンラインで制作されたそうです。時間をかけてじっくり作ることができたと語っています。

なお昨年のホークフェストにはノイ!のミヒャエル・ローターを招く予定(!!)だったが、コロナウイルスの状況でキャンセルしたが、パイプは繋がっている。ウエンブリー・アリーナでタンジェリン・ドリーム、M.ローターとのジョイントコンサートも計画中とのこと!!また今年リリース予定の新作はアコースティックメインの作品を予定しているとのことでした。

「宇宙の探究」発売50周年記念の記事、デイヴ・ブロックのインタビュー、スペースロックバンド特集など盛り沢山。
HAWKLORDS、ジェリー・リチャーズと新メンバーMr.ディブスのインタビュー記事。