50周年記念ライブアルバムリリース

Hawkwind / 50 Live
HAWKWIND / 50 LIVE (Cherry Red – BREDT830)

今回のリリースもアナログ盤が先にリリースされた模様で、日本への入荷もLPが早いようですね。私はチェリー・レッドに直接オーダーしましたが14日に届きました。まだCDは入手していません。CDは今回もマーキーさんから帯、解説付きでの国内盤リリースされますので、そちらを購入しようと思っています。内容ですが、昨年の50周年記念ツアーのもので、既にYoutubeでオーディエンス収録の動画が上がっているので、その通りの演奏です。クレジットに詳しい録音データがないので、各トラックがいつの日のテイクか分かりません。またアルバムタイトルもどれが正確なタイトルなのかよく分かりません。チェリーレッドの公式サイトでは50th Anniversary Liveと記載、ジャケットの表、レーベルは50 LIVE、ジャケ背中はLIVEのみの表記です。この辺りもう少し丁寧に作って欲しいと思うのですが、プロダクションをデイヴがやっているので、細かいこと気にしてない感じです。全体通して言えるのは音質が良くないことが気になります。各楽器の分離が悪く、ダイナミックレンジも狭いように思います。演奏の質は悪くないし安定していますが、この音質の悪さが音楽の持つパッションや感動を損なっているように思います。機材に由来するところが大きいように思いますが、ここ何年もほとんどのスタジオアルバムの音質も同様の感じです。このライブアルバムは、トラックよっては完全にモノラルのものもあり、果たしてこれはLPのマスタリングのミスなのか、CDを聴いて判断したいと思います。ゲストはフィル・キャンベルのみで、クラプトン参加テイクがないのも残念です。演奏面ではギター、キーボード、ボーカルもするマグナス・マーティンの露出が多いことがホークスライブの新しい面で、新陳代謝感は良いところかなと思います。レビュー作成中です。

Hawkwind / 50 Live
LPジャケの内側。3面見開きで、この状態から右側が開きます。
Hawkwind / 50 Live
内側を3面開きにしたところ。

HAWKESTREL新作クリスマス・アルバム

HAWKESTREL / SPACEXMAS
HAWKESTREL / SpaceXmas (PURPLE PYRAMID – CLO2127)

アラン・デイヴィの最近のプロジェクトはHAWKESTREL名義で統一していますが、その新作がリリースされました。活動の拠点をUSに移してからの、クレオパトラ傘下パープル・ピラミッドからは枚挙のいとまがないほどのハイペースリリースを続けています。デビュー以前は宅録からスタートしているためか、ベース以外にギター、ドラムやリズムプログラムなどお手の物で、一人で何でもできる利点や様々なアーティストとのコネクションも生かし、縦横無尽な活動になっています。以前はBEDOUINに見られるような、ゴリ押しハードロックが中心でしたが、近年は幅広い音楽性を展開するようになっており、様々なミュージシャンとのコラボでの柔軟性など、表現の幅がとても広がっています。今作では万人に受けいられるポップスに近い作風としつつ、ホークス直系のスペーシーなプログレのエッセンスもブレンドされています。

クリスマスシーズンに合わせた企画アルバム。今年の6−8月、真夏のカリフォルニアで制作されたとのこと。Silent Nightをはじめとしたクリスマス・キャロルとオリジナル曲などで構成。今回もクレオパトラ契約の有名ミュージシャン達とのコラボや旧友達との共演を行っています。

1曲目Oh Holly Nightは元D.パープルのグレン・ヒューズをボーカルに招いています。リズムレスのドリーミーなバラードに仕立てています。また今作では故人であるヒュー・ロイド・ラントンの残したテイクを使ったコラボ曲が3曲も含まれており、ライナーでもデイヴィがヒューイへのリスペクトと再び共演できた喜びを伝えています。ラントンのクラシカルなアコギにデイヴィのベース、キーボード、VCS3(まだ使ってます!)の電子音による曲It’s A Wonderful (Funny Old) Life、ラントン自身のリードボーカル、アコギにリズムをかぶせたSeasons、メローなアコギの演奏によるFür Kirsty。

Little Drummer Boyではロビー・クリーガーがシタールをプレイ。また今作制作中に、クラフトワークのフローリアン・シュナイダー氏の逝去を知ったデイヴィは、シュナイダーに捧げる曲を制作。Ein Weihnachliches Lustobjektと題され、ニック・ターナーのアルバムでも活躍しているディ・クルップスのユルゲン・エングラーと共作、エングラーは母国語でボコーダーを使用しクラフトワーク感たっぷり。デイヴィは自身のシンセワークはクラフトワークから大きな影響を受けたと記してます。

賛美歌O Come All Ye Faithfulはリック・ウエイクマンのリリカルなピアノとシンセが相変わらず美しいです。こういう曲にウエイクマンのプレイはぴったりですね。Twelve Daze Of Drinxmasはデイヴィのペンになるロックンロールですが、PRE-MEDのダニー・フォルクナーのヨレヨレのボーカルが笑えますが、これ飲んでベロベロの状態を表現ですね。タイトルのもじり通りです。

というような感じで、アランのプロデュース・ワークの成長を感じれる楽しいクリスマスプレゼントでした。昨年同レーベルからリリースされたPROG ROCK CHRISTMAS(元YESのビリー・シャーウッドが企画)にターナーとサイモン・ハウスが参加(Silent Night)してましたが、あのアルバムを思い出しました。

A PROG ROCK CHIRISTMAS (PURPLE PYRAMID – CLO1472)
2019年リリース、ビリー・シャーウッドのプロデュースによりYES周辺、アニー・ハズラム、ソーニャ・クリーティーナ、レスリー・ハントらのプログ女性ボーカリスト、D.パープルのスティーヴ・モーズ、フォーカスのタイス・ファン・レア、W.アッシュのマーティン・ターナーらが参加。ターナーとハウスはSilent Nightにユルゲン・エングラーのキーボードにサックスとバイオリンで参加。

CARNIVOROUS LPその後

前回の投稿でチェリー・レッドから直販で購入したHAWKWIND LIGHT ORCHESTRAのCARNIVOROUSのアナログ盤2枚組が同じ盤だったトラブルですが、連絡してから2ヶ月近くかかりましたが、ようやく正しい盤が届きました。もちろん送料は先方もちで、誤ってダブりで入っていた盤は返却しなくても良いということでした。最初はなかなか返事がなくやきもきしましたが、きちんと対応してくれて良かったです。

HAWKWIND LIGHT ORCHESTRA / CARNIVOROUS Vinyl -Side Three
届いたSIDE THREE/FOUR。
HAWKWIND LIGHT ORCHESTRA / CARNIVOROUS
やっと正しい形に。SIDE ONE/TWO、SIDE THREE/FOUR。