Tim Blakeの足跡をパッケージ LIGHTHOUSE An Anthology 1973-2012

LIGHTHOUSE An Anthology 1973-2012
Tim Blake / LIGHTHOUSE An Anthology 1973-2012 (Esoteric Recordings / ECLEC 43651 (2018)

先日お知らせしましたティム・ブレイクのアンソロジーセットのレビューです。ESOTERIC RECORDINGSからは昨年からブレイクのソロアルバムを完全網羅してきました。そして今回はその足跡をコンパクトにまとめた3CD+DVDのセットとしてリリースしました。
ソロアルバムだけでなく、在籍したバンドでの代表曲も収録、さらに未発表の習作テイクなども収録。DVDには79年のEGGレーベル時代のTV放映用の番組を収録。Youtubeで公開されていましたが、今回DVDとして初めて商品化されました。
Tim Blake / LIGHTHOUSE
BOX、ブックレット、4枚のディスクが収められたスリーブのセット。

CD1はGONG在籍時のラジオグノーム3部作より各1曲。当然ブレイクが活躍しているトラックをセレクト。続いてシングル1枚のみリリースしたプロジェクト、サラトガ・スペース・メッセンジャー。そしてEGGレーベル時代の2枚のアルバムから各2曲ずつ。そしてホークスのLIVE SEVENTY NINEよりLighthouse。
CD2は続いてホークスのLEVITAIONよりPrelude-Who’s Gonna Win The War。そこから先はソロアルバムからの選曲が続きます。91年のMAGICK、01年のTHE TIDE OF THE CENTURY、02年のCALDEA MUSC II、12年のNOGGI TARまで網羅。(NOGGI TARはCD化が2017年ですが、作品自体は2012年にダウンロード販売でリリースされました。そして未発表ライブテイク09年のByzance。これは音の感じからすると盟友ジャン・フィリップ・リキエルも参加していると思われます。
CD3はBirth Of Crystal Machineというセットで3曲。CRYSTAL MACHINE用に制作した初期の習作と思われます。アナログシンセ、エレキなどで制作されたインダストリアルな趣のあるシンセミュージック。アナログシンセ好きにはたまらないサウンドですね。作品としてリリースされなかっただけあって、試行錯誤しているように思います。続いてForgotten Tapesとして3トラック。同様に色々試しているような内容。最後には2006年のライブテイクでThe Tide Of The Century。
DVDは79年4月20日フランスのTV番組でブレイクの演奏と本人のコメントで構成された番組。機材を周囲に設置したプログレキーボードスタイル。しかし、音声はアルバムからのものでクチパク。実際に演奏していないと思います。そこが残念ですが、若き日の美形ブレイクさんを楽しむには格好のDVDです。
ということで、ブレイクの作品群がしっかり網羅されたので、そろそろ新作聞きたいです。J.P.リキエルやS.ヒレッジなど参加のかっこいい作品を期待。
Tim Blake in TV
曲間ではブレイクによる解説が挟まれます。