本年の終幕を飾るウインターツアーのロードが12月4日からスタートしています。初日のグラスゴーを観に行った本国ファンからの情報でレポートします。
J. ステュワート死去(原因は脳内出血)後、初めてのツアーとなり、またサポートメンバーとしてギター奏者で元 Tribe of Cro (ホークス影響化にあるサイケ&スペースロックバンド)のナイル・ホーンが加わるとの事前告知がありました。
ツアー初日(12/4)、グラスゴーの布陣です。
デイヴ・ブロック G/Vo
リチャード・チャドウィック Dr/Pec/Vo
Mr. ディブス B/Vo
ティム・ブレイク Key/Vo
ナイル・ホーン G/Key
T. ブレイクは継続参加、ショルダーではなく、スタンドセットされた鍵盤をプレイ。初参加のN. ホーンのプレイはあまり目立っていなかった模様。ブロックは、もう歳だよ、と最近は椅子に腰掛けてプレイする比率が高くなってきたのですが、このときはずっと立ちっぱなしだった!とファンの間では話題になっており微笑ましいです。
セットリストは以下になります。
Master of the Universe
Time We Left
Lighthouse
Orgone Accumulator
You Know You’re Only Dreaming
Orgone Accumulator
Who’s Gonna Win The War
Angels of Death
Wraith
Arrival in Utopia
Hassan-i-Sahba
Sentinel
Right To Decide
Damnation Alley
Flying Doctor
Silver Machine
ここ1年半くらい続いているセットリストとほぼ変わりない内容です。 以下に、本国のファンが撮影した当日のステージ画像がたくさんアップされています。
http://www.tangledwoof.com/Glasgow2008/
(上記リンク先はその後消滅)
こんなに派手に撮影しまくっても、この程度のハコでは、まったくおとがめなしとのことです。管理人が以前行った時もそんな感じでした。
ツアーは12月16日、もう毎冬恒例となったロンドンのアストリアまで合計11日間UK内を周る予定。
ところで公式サイトには「ホークスとホリデイツアーに行こう企画」を展開しています。ここ何年も夏には HAWKFES を実施し、ファンとの身近なつながりを大切にしていますが、なんと今度は一緒に海外ツアーしましょうという企画。実施決定ではなく、アンケート中。結果をみて実施是非を探るようです。HAWKFES 実施の際も同じようなアンケートをとっていました。
オフィシャル・ブートレグDVD
すでに購入され、ガッカリいや、むしろ怒っている方もいらっしゃるかと思いますが、VOICEPRINT のリリースだからといって、質が良いと限らないというか、これ商品化すべきではないのでは、と思ったりします。ホークスは以前、ファンクラブ向けにVHSビデオをリリースしていましたが、それの一部DVD化が含まれます。ホームビデオでカメラ固定、まわしっぱなし。ズームもパンもないというものまであります。ディスコグラフィのメンテ完了後にレビューを掲載しますが、正直お薦めできないものです。
WINTER SOLSTICE 2005 (HAWKVP44DVD)
ブロック、デイヴィ、チャドウィック、J. ステュワートにJ. ハゲット、Mr. ディブスという編成。2005年 TAKE ME TO YOUR LEADER リリース後の12月のウインターツアーから。カメラはミキシングボード付近に固定。ズーム、パンなし。画質は良好。ただメンバーの動きが全景でしか見れません。
TREWORGEY 1989 (HAWKVP47DVD) ※既発VHSのDVD化
89年7月、B. ウィシャート加入後間もないステージ映像ということで、期待していたのですが、ひどいですね。多少ズームするものの、バストショットにもならない。画質はかなり荒れているので、表情も分からない(これは今回すべてのDVD共通)。名曲 Images の初期のアレンジが聴けるのはうれしいのですけど、あまりだ。
USA TOUR 1989-1990 (HAWKVP48DVD) ※既発VHSのDVD化
89年9-10月の大規模USツアー(ウィシャートは同行せず)、翌90年11-12月再びのUSツアー(ウィシャート同行)を収録。やっぱり長時間視聴には耐えない質です。